朝まだ早いうちに一緒に寝ている娘がトイレと言って起き出して妻も付いていくためにゴソゴソする気配で目が覚めてしまった。我が家は数え切れないくらい寝室があるというのに何故か6畳一間に親子3人寝ているのだ。しかし熟睡していればこの程度で目が覚めるはずは無いので結局は山に行きたい潜在意識が有ったに違いない。
折角目が覚めたんだから霧氷でも見に瓶ヶ森に行ってみよう。

コーヒーとパンで腹ごしらえ。ナップサックに適当におやつを詰め込む。瓶ヶ森だけのつもりなので昼過ぎには帰ってくる予定。今日は1000円のフリースではない。何倍もしたセーターを着ていく。山頂付近は氷点下かもしれないからね。

6時前我が家出発。途中サラヤでサンドイッチと缶コーヒーを買う。これはハイキングが終わって車に戻ってから食べる食料だ。

国道494号線を走り、黒森峠を越えて黒森ダムの横を通過するが湖面に何もない。冷え込んでいれば湖面から水蒸気が立ちのぼっている珍しい光景を見ることが出来るんだが。何も無いと言うことは冷え込みが弱くて霧氷は期待はずれかも知れないな。

いつもならトイレ休憩で必ず立ち寄る面河のふるさと市やスカイライン入り口の駐車場もパスして土小屋まで直行する。スカイラインから石鎚が見え始めるとわずかに白くなっているのが分かる。霧氷が付いているようだ。土小屋に近づくにつれて道ばたに白い物が。雪だ。
7時半 土小屋駐車場から見た石鎚    
土小屋でトイレ休憩。前日から駐車している車の窓や屋根は凍り付いているようだ。瓶ヶ森林道を走るがアスファルトの端の方は、いたるところで崩れていて脇見運転していると車を落としそうな感じ。
クリックすると大きくなります しらさ峠からの石鎚。雲に隠れようとしている。
7時55分。瓶ヶ森の駐車場に到着。家を出発してから2時間程度。先客の車も数台。アイドリング中の車もあったから中で弁当を食べているのかな。カメラを持ったグループとすれ違いながら登山道を歩く。
少し登って上側の駐車場方面を見たところ  
クリックすると大きくなります 石鎚と霧氷を写したいが空が曇り気味で石鎚が映えないのだ。
クリックすると大きくなります 右下に見える屋根は白石小屋
白と黒の模様を写してみたけど、矢張り青空じゃ無いとね。
8時22分 男山到着。カメラマン一人。瓶ヶ森山頂はガスの中。これでは頂上に行っても何も見えない
左の写真は笹原の中に点々とはえているツツジに霧氷が付いているところ。

しかし寒い。セーターを着ていてもカメラは素手で持っているので指先がジンジンしてくる。シャッター押すと思い切りぶれるような気がするのだ。
8時40分 瓶ヶ森山頂 

家を出てから3時間弱で瓶ヶ森に到着だ。                 
周りの景色何も見えない。 さっさと退散。元来た道を戻る。         
クリックすると大きくなります 何の花か知らないけど霧氷がくっついて文字通り霧氷の花だ。
9時22分 駐車場に戻ってきた。車のエンジンをかけて車の中を暖かくしてサラヤで買ってきたサンドイッチを食べる。買ったときはあつあつだった缶コーヒーも冷たくなっている。すぐ横ではどこかの大学生のグループがカップヌードルや鍋焼きうどんを食べている。向こうの方がうまそうだな。
クリックすると大きくなります 再びしらざ峠で一枚。落葉した後の冬枯れの景色
わざわざ瓶ヶ森林道を写してみる。道ばたには少しの雪。場所によってはツララも有る。
土小屋に戻るとさすがに車は増えているが広い駐車場はガラガラだ。この時期には普通の人は来ないと言うことか。
クリックすると大きくなります スカイラインを走りながら気に入った光景を見つけては所構わず車を停めて景色を写す。車もほとんど走ってないから大丈夫。
これもスカイライン途中で写した紅葉。
帰りはいつものようにふるさと市であまごの塩焼きを食べる。目の前の紅葉も綺麗だ。
再び国道494号線を走り唐岬の滝駐車場に来ると車が10台くらい停まっている。石墨山に登るのかそれとも滝見物なのか?
クリックすると元の画像になります。どこに滝があるか探して下さい これが唐岬の滝の上に有る無名滝。落差はかるく20m以上は有ると思われる立派な滝だ。これまでホームページで紹介しようと何回も挑戦したが画像を縮小すると滝自体が消えて見えなくなるような写真にしかならなかった。何ヶ月か前に覚えた最高画質モードで写して必要な部分だけを切りとると言う技のおかげで、やっとホームページに登場だ。
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