今日は川内の中高年登山教室の初心者コースの日である。バスの後ろからこっそりと付いていこうかと思っていたら、昼からどこかに連れて行けとのことで初心者コース追跡を断念する。その代わり午前中にちょこっと行って来られる皿ヶ嶺にでも行ってみるか。準備をしていると長男が何を血迷ったか一緒に来るという。日頃会話の無い親子なら親父としてうれしいと思うかも知れないが、一人で気ままに歩きたい私は、うっとおしいと思うだけである。それでも来るなとは言えないので2人仲良く親子ハイキングに出発だ。 皿ヶ嶺に向かう手前のコンビニでペットボトルのお茶とおやつを調達。私の買い物のわずかな時間に長男は立ち読みをしている。仕方がない。親の背を見て育っているんだからな。 皿ヶ嶺に向かって走るが、山の上の方は雲の中。しかし天気予報も間違いなく晴れると言っているので歩いているうちに晴れ上がるだろう。道路沿いにはホタルブクロ、キツリフネ、ツリフネソウが見えた。 風穴の広場や駐車場には既に何台もの車が。今日は天気予報も晴れと言っているので登山者も多そうだ。私は登山口の目の前に車を停めた。普段はここまで車で来ない。長男へのせめてものサービスである。 7時55分 風穴登山口出発。すぐに先行する中年男女の3人グループに追いついた。3人グループは止まって我々を先に行かせる。登山道脇にはヤマアジサイが咲いている。しかしまだ日も射してないので、写真は下りの時に撮ろうと思い、どんどん歩く。長男はTシャツで来ている。「気持ち良いだろう」と話しかけると「寒い」と返事が返ってきた。朝Tシャツで出ようとしているときに、長袖を着て行けと言うのが普通の親でしょう?しかし私はそんなこと言わないんです。晴れるの分かっているし、もし最後まで天気が悪くて寒かったら、それも一つの経験で学習効果になるだろう。 車で走っているときにキツリフネなどに気付いたのに、登山道には咲いてない。咲いているのはヤマアジサイと名前の知らない小さな花。もう花のシーズンは終わったのかな?ササユリも咲いていると聞いていたのに全然見つからない。
さて、次は当然のように白糸の滝に向かう。家に帰れると思っていた長男が助手席でわめている。離合不可能の細い道を走り白糸の滝の駐車場に着いたら車が1台。 滝なんかいやだとわめいていた長男だが私よりも速く歩いて先に進む。やはり若い。私は正直言って、ちょっとバテ気味。先に停まっていた車で来たと思われる親子連れ3人とすれ違う。親子でこの不便な滝まで来るのは珍しい。(自分もそうだった)
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