今日は今年初めての山行で皿ヶ嶺に行ってみる。ちょっと家庭の事情や次男の高校受験などもあって、ここしばらくは、山に行くのを自粛していたのだ。しかし3月に入ってから、そろそろどこかに行きたいとムズムズしていたのである。そして昨日松山市内から川内に帰るときに皿ヶ嶺を見ながら走ることになるのだが、山の上の方が霧氷で白くなっていたので、見に行きたいなーと思っていたのだが、今朝目が覚めて、やっぱり行こうと決心する。

朝、将軍様の許可を得て家を出る。将軍様と行っても。あの国の将軍様ではない。我が家の将軍様は普段はとても厳しいのだが、休日の朝は寝ぼけているので、許可が得やすい。

8時25分頃、我が家出発。途中で皿ヶ嶺方面に曲がるところにあるコンビニで、サンドイッチとペットボトルの熱いお茶を買う。この時間帯に出発したら、お昼には我が家に帰れると思うが、念のために食料調達。
道ばたに車を停めて、皿ヶ嶺を写す。今日も霧氷で白くなっている。
天気は曇り。それでも冷たい霧の中を歩くよりはマシである。
途中舗装工事をしていて、現場監督と思われる人から、「この後、1時間に1回、10分しか通行できなくなります」との注意を受ける。帰りに引っかからないようにしないと、帰るのが遅くなりそうだ。

9時5分頃、風穴の駐車場到着。舗装された駐車場に停めている車は無かったが、未舗装の部分や、登山口のすぐ近くに停めている車が数台見える。長い霜柱をガリガリと踏みしめながら登山口をめざす。
歩き始めて間もなくの頃の登山道の様子。夏になれば、この辺はハガクレツリフネやギンバイソウが群生する場所だが、もちろん今は何もない。もしかしたら新芽は出ているのかも知れないが、私にはさっぱり分からない。
さらに歩くと見ての通り、雪が見えてくる。アイゼンがいるほどの雪ではない。
アルプスの雪渓に劣るとも勝らないミニ雪渓。手前右下に一人しゃがんでいるのが見えるだろうか?この人は、ここでアイゼンを付けていた。私も、ン?これはアイゼンが無いと危ないかな?と思ったが、先行者の足跡が階段状になっているので、その部分に足を忠実に置いていけば、アイゼン無しで大丈夫だった。
これは登山道の上の方を見上げたところ。
青空を背景に写したいものだ。
霧氷の隙間から松山方面の海が見えたので写す。下界は晴れているようだ。
目の前の霧氷を写してみたけど暗い。
これも背景が青空ならなー。
9時40分頃、いつものベンチ。

男二人、女一人のグループ。珍しいことに女性が三脚にカメラを付けて撮影し、男性二人は、何もせず撮影が終わるのを待っている。
これは私のお気に入りの木。枝振りが面白いのだ。
同じくお気に入りの木全景。
9時50分頃 竜神平への分岐点。

私は普段はここで右に曲がって竜神平に向かうのだが、今日は真っ直ぐ行ってみる。
たまには虫眼鏡で新芽に着いた霧氷を写してみる。
このコース途中にあるベンチ。この寒さの中、ここで休憩する人は居ないだろう。
いかにも残雪の頃の風景。
竜神平に近付いてきた。       

ここも青空の下で写したかった。
愛大小屋と、その周囲の霧氷の様子。 
10時30分頃 竜神平

竜神平の水たまりは凍っていた。目の前に見えるのは全て氷です。
竜神平での写真も撮ったら、さっさと下山する。登山道では何人もの登山者とすれ違う。なかなか人気の山だ。
こんな小さな苔にも霧氷が。
ついでだから霜柱も写す。
11時15分頃、風穴駐車場到着。朝は私以外に車はなかったが、今は4台。

駐車場近くのトイレに入り、出てきたところに有ったフキノトウ。他にも幾つも有った。
車で走り出してすぐに、前を行く車の人が車外に出て山の方を写している。もしかして晴れたの?と思い私も車を停める。この時だけ青空が見えていた。

心配していた工事現場も引っかからずに通過できた。
久しぶりの山行で、霧氷見物も出来て良かった。



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