今日は中高年登山教室で、高知の稲叢山に行く日だ。稲叢山は漢字の読みが難しいし、パソコンで漢字変換するのも難しい。私が愛用しているATOKでも漢字変換出来なかった。しかし、漢字は難しいが、言葉の響きはやわらかい。「いなむらやま」と声を出して読んでみて下さい。いなむらやまと3回、早口言葉風に読んで下さい。それでもすらすらと、言葉が出るでしょう。声に出して読みたい山名のベスト3に推薦する。これまたいつものことで、ベスト3と言っておきながら、他の2つは、まだ決めてない。

ところで、今回の登山教室は2003年度最初の山行になるわけだが、今までとは大きく違っていることがある。2002年度までは、川内町の行事だったので、登山教室は無料だった。これは何を意味するかと言うと、町の税金を使って、川内町と書かれたバスに乗って、我々は山に行っていたわけである。しかし、私がホームページで登山教室はタダが良いと書きまくっていたので、それを快く思ってない人が、役場にクレームを付けたに違いない。今年度からは、タダでは無くなったのだ。民間業者のマイクロバスで行くことになる。今日は参加費が2400円必要だそうだ。これは、バス料金を参加人数で割り勘にすると、大体この金額らしい。今後は登山教室に参加する度に、この程度の金額プラス、コンビニ弁当代が必要と言うことで、毎回3000円近い出費になってしまう。高校生2人を含む子供3人もいる我が家には、なかなかキツイ出費である。

他にも変わったことがある。登山教室の名称が変わって、さくら山行会となったのだ。なんか平仮名が入ると、軟弱な団体のように思えてしまう。やはり川内町中高年登山教室と全部漢字の方が「オオッ、これは出来る!」と、思ってくれそうではないか(-_-;) 

7時過ぎに我が家を出て、ローソンで弁当の買い出し。ローソンに到着すると、今日の参加メンバーが何人も弁当を買っている。こんなに愛されているローソンなのに、今月いっぱいで店を閉じると、妻から聞いた。これから山に行くときは、サラヤまで弁当を買いに行かねばならない。

公民館に到着すると、今日の費用は2400円ではなく、2300円ですと言われたので、10000円札で払い、お釣りはイランと言うわけない。

7時半頃、公民館出発。マイクロバスの乗り心地は良い。お金を払っただけのことは有る。天気は晴れてはいないが、雨も降らないとの予報。バスの中で清家先生が、今日行く稲叢山はシロヤシオ、別名ゴヨウツツジの名所であると説明している。さらに、道路状況が良くないと聞いているので、大回りで行くと言っている。元々稲叢山には初めて行くのだから、大回りだろうと、小回りだろうと、道順については先生の言うがままに行くしかないのだ。

西条で加茂川沿いに山に向かい、国道194号線の新寒風山トンネルを抜けたら、道の駅木の香でトイレ休憩。
8時45分 道の駅出発。すぐに本川トンネルの手前で左折して、県道17号線を走る。途中で小金滝が見えるポイントを通過したが、団体行動なので、滝見は出来ないのが残念。本川村の官庁街?を通過したら、右折して橋を渡る。

どこを走っているいるのかサッパリ分からないが、途中で「アメガエリノ滝」の看板発見。

9時58分 稲村ダム到着。山の名前は稲叢山なのに、最近出来たダムの名前は稲村ダムか。きっと役人が稲叢山の漢字の読み書きが出来ないために、稲村ダムと安易な方向に流れたんだろうな(-_-;) 


稲村ダムは重力式と呼ぶのか、岩を積み上げて出来たダムだ。珍しいダムを見ることが出来て良かった。

空の状況は見ての通り。
管理事務所の横にトイレ有り。

真ん中の三角の山が稲叢山との説明。

登山口は、この奥の方にある。標識があるので間違うことはない。
10時10分 稲村ダム出発。すぐに登山口に入る。
この登山道は、電力会社の鉄塔の巡視路だそうだ。鉄塔の下を何回か通過する。
登山道から稲村ダムを見下ろす。
この登山道には足下に花がないなと思いながら歩いていると、今日の目的のゴヨウツツジ(シロヤシオ)
しかし花のピークは終わったようで、登山道にもいっぱい花びらが落ちている。この写真は、誰かが枝をゆすったために、花びらが大量に落下して花吹雪となっているところ。この花吹雪で歓声が上がる。
登山道に落ちていたゴヨウツツジ

ゴヨウツツジの純白の花をアップで写したいが、目の前の高さに咲いていない。見上げるような高さの枝に咲いている。
頭の上に咲いているシロヤシオを見上げているところ。本当は、ここに花が写っているんですよ。
かろうじて白い花が見えるだろうか?

登山道を歩いていて、足下に花びらが散っているところで見上げると、上の方に花が見える状況。
貴重なアップの写真なのに、ちょっとピンぼけ(-_-;) 

情けない。
11時頃、鉄塔下で休憩。

ここを出発してすぐに分岐があり、向こうから登山者が上がってきた。別の登山口から来た人のようだ。
ここから山頂まではシャクナゲの群生した稜線歩きとなる。シャクナゲがまだ少し咲いている。シロヤシオは無いようだ。



11時40分頃 稲叢山山頂到着 1506m

展望全くなし。
山頂に全員が立った後は、すぐ下の樹林帯で弁当を食べる。弁当を食べ終わる頃、天気が回復したような気がして、もう一度山頂に戻る。

晴れていたらの、たら話で、本来見えるはずの山の説明を受ける。ここからは石鎚から笹ヶ峰、平家平がきれいに見えるらしい。

稲叢山山頂での記念写真。クリックすると大きくなります。 稲叢山での記念写真

左の写真をクリックすると大きくなります。参加メンバーの方は、写真を保存して下さい。

   西門山に行く




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