今日は3連休の真ん中。前から計画していた石鎚に行く。本当は昨日のつもりだったが、天気予報が悪く、今日に延期したのだ。丁度1年前の7月20日にも石鎚に行って、お花畑の花を写してきたが、あの頃は、まだ虫眼鏡を使っての接写を知らなかったので、今日はあらためて、虫眼鏡写真を撮りに行くつもりなのだ。

朝の5時半すぎに我が家出発。11号線を東に走り、今日はサラヤで弁当を買いだし。私のお気に入りのおにぎりが無かったのが残念。あとは国道494号線を走り、黒森峠を越えて、面河村に入る。面河ダムに来たらバス釣りのグループ?が何人もたむろしている。まだ朝の6時頃なんだが???湖では既に釣りをしているボートもある。

今日も7時前に石鎚スカイライン入口に到着。ゲートが開くのを待っている車の行列。駐車場の中には大型バスも待っている。夏休みなので、百名山巡りのツアー客か?

スカイラインをキョロキョロと脇見しながら走っていると、一瞬視界の中に暗いピンクの花が。ン?もしかして?と思い、車をバックさせて、その場所に戻り、車から降りてみると、やはりホタルブクロだ。

うーん、脇見運転はするもんですね(-_-;) こうやって見事に発見できたではないか。
発見できたのは良いけど、来年同じ場所に行けと言われても難しい。来年もまた脇見運転で見つけるんだな。

ガードレールの向こうに咲いていたので、座席の低い普通車では発見が出来ないかも。

7時35分、いつもの指定駐車場所に到着。靴を履き替えて出発。

駐車場から見た石鎚。青空が見えている。
ちょっとだけアップで。

土小屋のトイレに入り、体を軽くしようとしたら、今日は何故か大の方をもよおしてしまい、個室に入る。トイレの中が急に賑やかになって、団体客が入ってきたようだ。個室から出ると、大のために2〜3人が並んでいる。うんと待たせて御免ね(-_-;) 

7時52分、土小屋のトイレを出発し、石鎚の登山道に向かう。登山道入口の手前にある営林署の小屋の前にはナンゴククガイソウの花が3本程度咲いている。

瓶ヶ森方面。伊予富士や寒風山も見えている。
コナスビ。この花は去年初めてここで見た花。その後、何処にでも咲く花だと分かった。
石鎚に雲がかかってきた
この花は?

7月21日追加 ヒメキリンソウ

8時47分 東稜分岐に到着。目の前では10人ぐらいのグループが休憩が終わって出発しようとしている。このまま登山道を石鎚方面に行くのだろうと予想していたら、なんと目の前を東稜の登山口に向かっていく。これはチャンスだ。私も本当は東稜コースを行きたいのだが、一人で行くのは恐いのだ。このグループの後ろをついていくことにする。最後尾のリーダーが私に気付いて「先に行って」と言ってくれたが、「イエ、後からついていきます」と答える。

いきなりの急坂。そして足の置き場所を考えないと、上がれないような岩場を登っていく。久しぶりの東稜でワクワクである。

こんな白骨林も待っている。

下はシャクナゲ。まだ蕾のシャクナゲもあった。   

岩場に咲くシコクイチゲ。私は初めて見る花だが、この時期の石鎚の花として、あちこちのホームページに紹介されているので、現物を見る前に名前を覚えてしまった。
虫眼鏡で写す。

この花が写せただけでも、今日このコースを来た甲斐がある。
このグループが、ここで休憩中だったので、私も花を写せたのである。ノンストップで行かれたら、花を写す時間は無い。

この岩の間の笹の斜面に踏み跡が見えるだろう。ここを上がっていくのだ。
ベニドウダン
岩場に咲くからイワキンバイで良いのかな?
向こうにかすんでいるのは南尖峰
目の前に居るのは、私がくっついているグループ。

笹の中にいるのは、下の沢から上がってきたグループ。
そして、これは今から沢を下りていく2人
最大の難所で、ついにロープが出てきた。私はこのグループが登り切るのをじっと待っている。全員がここを通過できたところで、リーダーが「貴方もこのロープを使いなさい」と言ってくれた。思いがけない言葉に遠慮する(殴)

本当は、その言葉を言ってくれることを待っていたのだ。ここはロープ無しで上がるのは、かなり困難。無事に上がって、このグループの人にお礼を言う。

ここを通過できたら、あとは一人でも行けないことはないが、「それじゃあ、さいなら〜」なんて言える私ではない。もう少しこのグループについて行く。このコースの名物である大砲岩や墓場尾根はガスの中。そのまま天狗岳に向かう。

ガスの中の天狗岳  
稜線の岩場に咲く花。どこに根をはっているんだ?

7月21日追加 イシヅチボウフウ 

10時52分頃、天狗岳到着。
天狗岳の頂上で、このグループのリーダーに頼まれて写真を撮ってあげる。あの困難な岩場でロープを使わせてくれたんだから、写真を撮るくらい簡単なことだ。ここでグループの中の若そうな人に私のホームページのアドレスを書いたメモを渡して、今夜にはアップしてますから見て下さいと自分のページを宣伝する。この時、グループの名前を尋ねると「高知勤労者山岳会」だと答えてくれた。高知勤労者山岳会の皆さん、有り難う御座いました。


天狗岳の近くの岩場にはロッククライミングのロープが。そして、その横にはミヤマダイコンソウが咲いている。

ロッククライマーは普通の人が見ることの出来ない花を見ているんだろうな。
ガスに浮かぶ弥山。

登山者多いのが見える。
岩の稜線を弥山に向かう高知勤労者山岳会の皆さん
岩場に咲くミヤマダイコンソウ。

これを写すときデジカメは、ほぼ真下を向いている。上から下を見下ろして写しているのだ。
斜面のコメツツジを入れたくて写したんだけど、手前のコメツツジが分かるかな?
11時15分 弥山

もの凄い人数。石鎚教の信者の人や、学校行事で来ている若者のグループなどで、山頂広場はいっぱいだ。

        続く




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