今日はさくら山行会で黒笠山に行く。黒笠山がどこに有るのかも知らないので、インターネットで調べると、以前行った徳島の矢筈山から縦走していく山のようだ。しかも阿波のマッターホルンと呼ばれているらしい。しかし、何故マッターホルンなんだろう? 股掘るン?(-_-;)

朝の6時に公民館出発なので、いつものようにコンビニ弁当を買って、公民館に向かう。バスに乗ったら出発。川内ICから高速に入る。高速を走っていると時々雨。天気は大丈夫なんだろうか?川之江から徳島自動車道に入る。しばらく走ると高速道路の左手に紅葉温泉が見えてくる。山から下りたらここで温泉に入り、生ビールの予定。

7時20分頃 道の駅貞光でトイレ休憩
7時25分頃 出発。この後、貞光川を見ながら川の上流に向かっていく。途中右手に綺麗な滝。鳴滝だ。さらに走ると、川面から何mか上には、木屑やいろんなものが有って、台風の時の大雨であそこまで水量が増えたんだねとバスの中で話しながら走る。

8時12分、突然清家先生のstopの言葉でバスは停車。どうやら、ここで降りるようだ。清家先生が、道はこの奥まで有るけど、バスの方向転換が出来ないと言っている。

こんななんでもないところでバスは止まる。我々が出発した後も、ずっとここで待っているんだろうか?

GPSに表示された位置
N  33.54.43.0
E 134.02.20.9

9月8日訂正
カシミールで上記の緯度経度を地図上に書くと、全然コースとは違っている。GPSのデータが間違っている。
8時26分頃 ここを出発し、さらに奥のほうに向かう。道路わきにはホトトギスがいっぱい咲いている。帰りに写そう。

この看板のところで道を右折。
上の看板の拡大図。

矢筈山、黒笠山、現在地の位置関係を書いてある。

来る途中のバスの中からも彼岸花が見えていた。  

歩く途中に彼岸花が咲いていたので1枚写す。
8時50分頃 登山口

登山口の下は広場になっていて、車は数台置けそうな気がする。しかし、地元の人の共用のスペースだとしたら、勝手に車は置けないかも知れない。

この広場のすぐ横には川があるのでちょっと写す。
??時  登山口出発

先頭を行くのは、もちろん清家先生。元気なものだ。
登山道のすぐ横にはフシグロセンノウが無防備に咲いている。
登山道は杉林の中を行く。単なる山の斜面かと思ったら、登山道の両側には石垣が有り、かつては畑か、人家が有ったものと推測される。そして、こんな廃墟も。

あー、こんなところにボロ家が・・・なんて思ってはいけませんよ。ここを捨てざるを得なかった人々の心を思いながら歩いてください。
9時20分頃 鳥居に到着

小休止
鳥居の周囲には、こんな花が咲いていた


9月8日追加
カシワバハグマ

10時ごろ、いつの間にか杉林を出て、自然林に入っていた。あちこちに台風の影響と思える木の枝の散乱が見られる。そして登山道も一部崩れているところがある。

行列の前のほうから「お、モンキーバナナが」との声が聞こえる。なんのことかと思ったら、アケビの実が数個かたまって付いた枝が岩の上に置かれている。サルの無人販売かな?頭上を見るとたしかにまだ青いアケビが見えている。他にはマタタビ、トチの実も落ちている。トチノ実は教えてくれて初めて知った。栗と同じ形をしているが、外側のイガイガが無い。

登山道から鮮やかな色の花が見える。フシグロセンノウがポツン、ポツンと咲いている。花の盛りに来たら群生しているんだろうか?
10時20分頃、小休止。そして出発。
オオマルバノテンニンソウ?
アキチョウジ


アップで写したのはぶれていた
11時10分頃 黒笠神社
みんなが休憩している間、神社の近くに咲いている花を写す

ハガクレツリフネ
ゲンノショウコの白花

平地に咲いているものと比べると、花が小さい

清家先生が、ここからはワンピッチだと言っているが、清家先生のこのセリフは信用できないのだ。これまでもこの手のセリフに何度泣かされたことか(-_-;)

神社までは、まだ地区の住民が歩いて来られる程度のゆるい傾斜だったが、神社から上は結構キツイところがある。地図を見ても等高線が狭い。そこをひたすら上がるのだ。登山道の途中に平坦なところは無い。

シコクブシ  

??時頃 稜線に出る。ここで左に曲がって後は稜線伝いに行けば山頂なのかな?

稜線の笹原を歩く。この付近だけ平坦   

矢筈山からの縦走路と合流する。そして左へ行くと黒笠山山頂。登山道から黒笠山の山頂が見えた。それを見て阿波のマッターホルンと呼ばれる理由が分かった。山頂は小さなピークが鋭く天に突き出ている。

ストックは置いていけとの指示が有ったんだろう。何本も固めて置いてある。

そしてそのすぐ横にはアサマリンドウがいっぱい咲いている。
山頂のすぐ直前にこんな急傾斜がある

急傾斜を上がると、こちらに向かってくる人がいる。どうしたのかと思ったら、山頂が狭いので、何人も立てない。だから山頂に立った順番に、もう降りているのだと言う。

黒笠山山頂    

清家先生が山行会のメンバーの依頼に応じて、記念写真のカメラマンになっている。私も写そうかと言われたけど断ってしまった。人の好意は素直に受けとかないと後悔するかな?

山頂からは残念ながら展望なし。雨が降ってないだけマシだ。
辛うじて矢筈山は見えている。
真ん中が矢筈山のつもり


写真を写したらさっさと下山。今日は山頂での記念写真も弁当もなし。黒笠神社まで降りて、そこで弁当らしい。

     下山





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