私のホームページの更新履歴を見ると、2月は白猪の滝と高瀑だけしか行って無い。つまり山に行かずに滝めぐりだけをしていたのである。そこで今日は久しぶりに山に行ってみよう。行き先は皿ヶ嶺。ここしか無い。

今日はいつもの魔法瓶の他に持って行く大事なものが有る。東温市が作成している東温アルプスガイドが形になってきて、そのほぼ最終原稿を持って行くのだ。皿ヶ嶺山頂で休んでいる時に出会った人にこれを見せて、こんな物がもうすぐ出来ますよと宣伝してくるつもりなのだ。

コンビニでランチ用のサンドイッチを買って駐車場から出ようとすると、見たことの有る人が目の前を通ってコンビニに入っていこうとする。さくら山行会の先輩のYさんではないか。どこに行くのかなと思いながら窓を開けて挨拶する。私が「今から皿ヶ嶺に行く」と言うと、「私も行こうと思っていた。一緒に行きましょう」と言われて、結局Yさんの自宅までついて行ってYさんは車を置いて私の車で行くことになった。

車の中でYさんは木曜日に皿ヶ嶺に行ってきたけど雪が深くて大変だったと言っている。木曜日は私は白猪の滝に行って駐車場所を作るために30分以上雪かきをしたが、あの日に皿ヶ嶺に行ったと言うのだ。雪が深くて交代でラッセルしながら行ったけど結局山頂に行くのはあきらめて竜神平から引き返したとのこと。それでもかなり時間がかかったそうだ。

156番鉄塔のあるヘアピンカーブを曲がって路肩に車を停める。先客の車も数台あって準備をしている。我々も車から降りて準備をしようとしているとYさんが先に停まっていた車の横に居た人に挨拶している。知り合いがいるようだ。ここで早くも東温アルプスガイドの原稿を見せる。そのうちもう一台やってきたが運転している人をみると、あれっ、清家先生だ。今日は清家先生のグループで山歩きかな?

ここに6台停まっている。先頭は清家先生の車。最後尾が私の車。背後の鉄塔が156番鉄塔。鉄塔のすぐ横にも車が停まっていた。


デジカメ時計=8時43分

このまま少しアスファルトの道を歩く
途中から登山道に入って行き瞽女石を通過


デジカメ時計=9時3分
水の元に到着。一休み。


デジカメ時計=9時33分

Yさんによれば木曜日はこの付近で50cm程度の積雪だったそうだ
休憩も終わり出発。この車は登山ではなく水汲みに来ていた。


デジカメ時計=9時44分
風穴手前の林道に出た。この車は道の真ん中に停めているけど、ここから先は通行止めになっているので、ここに停めても他の人に迷惑をかけることはない。
風穴の広場に到着。奥に1台見えるが広い駐車場には車は無かった。我々が水の元で休んでいる時に少なくとも3台の車が上がって行ったが、その車が見当たらない。ここに来るまでの途中で車を置いて来たのかな?


デジカメ時計=10時1分
雪が薄く黄色に染まっているのが分かるだろうか?杉の花粉だ。
ケシの花が栽培されている井戸の中にも雪が。


デジカメ時計=10時8分

Yさんは、ここから直登コースで行ってみようと言う。雪の季節にYさんと風穴直登コースを行くのはこれで2回目だな。前回はYYコンビと一緒に行ったのだ。(
前回の山行記

 

このコースには踏み跡は無かった。Yさんがつけた踏み跡をついていく私。

 
 

この付近でズボンが雪に埋もれて足元が冷たくなってきたので、ズボンを見て「あれー、なんでこのズボンなん?」と思ってしまった。私はいつも普段着で山歩きを実行しているのだが、冬の寒い時期だけは重信のスーパーで買った1980円の安物のズボンを愛用しているのだ。安物だが十分暖かく何の不満もない。白猪の滝の凍結を見に行くときも、この前の高瀑に行ったときもその冬用ズボンだった。ところが今日はうっかりと普段着のままで来てしまったのだ。しかもそれに気付いたのがここまで来てズボンが冷たくなって初めて気づくと言う勘の鈍さよ(-_-;)

途中で一般コースからこちらのコースに入ってきた人と一緒に上がってきたが、結局また別れて登山道じゃないところを自由に歩いて行った。
木の周囲は雪が融けて円状の窪みになっている
苔の向こうにYさんのシルエットをさり気なく入れて見ました
引地山、風穴、皿ヶ嶺を示す標識。引地山方面には踏み跡が有った。Yさんは久万スキー場まで車で来て、そこから引地山経由で皿ヶ嶺に向かったんじゃないかと言う。確かにこの雪ではその方が簡単だ。


デジカメ時計=10時55分
稜線の登山道。この付近は完全に雪がなくなっていた。
登山道。真っ白で何も見えないけど、先行者の踏み跡あり。
十字峠

六部堂方面には踏み跡なし


デジカメ時計=11時17分
三角点通過
山頂到着。先客3人。


デジカメ時計=11時35分

この先客3人に持参してきた東温アルプスガイドの原稿を見せると「良いなー」と言いながら写真をバシャバシャ撮られた。3人組は我々二人が踏み跡を付けて来たと言うと、その風穴直登コースで降りると言って出発した。

ここでいつものコンビニのサンドイッチときのこのクリームシチューで豪華ランチ。食べ終わった頃に次々と登山者がやって来たが、ほとんどがYさんの山仲間ということだった。ここでもまた東温アルプスガイドの原稿を見せて、今月中には完成して4月になれば東温市役所に行けば手に入ります、と宣伝する。

ランチも終わりYさんの山仲間との歓談も終われば下山。


         続く



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