この前のさくら山行会で行った白髪山のデジカメ写真をPCで見ているときに娘が横にやって来た。これはパソコンを早く引き渡せということなのだが、この時に「今度の3連休に石鎚に行ってみるか?」と誘うと「良いよ」と返事が返ってきた。私はてっきり「フンッ」と鼻であしらわれると思っていたので、予想外の答えに狼狽しながら「ヨ、ヨシ、行こう」と返事をした。そしたらついでに長男も連れて行かないといけない。長男は以前から石鎚に連れて行けとうるさく言っていたのを無視していたのだ。

7時前に我が家を出発。私一人なら黒森越えで行くのだが、私以外は黒森コースを嫌うので三坂峠越えで行く。三坂峠のすぐ手前のコンビニで弁当を調達する。そして面河に入り、面河ふるさと村でトイレ休憩。娘が朝食を食べてないということで餅を買って車の中で食べている。

スカイラインを上がり土小屋の広い駐車場に入ってすぐに車を停める。長男がなんでもっと奥に停めんの?と言うが無視。私はいつもここなのだ。そして土小屋の公衆トイレまで歩いて用を足すが、トイレの周囲には腕章を着けた人が大勢いる。今日は携帯トイレデーということで石鎚山頂付近のトイレは閉鎖しているので携帯トイレを使って下さいと説明を受ける。登山道に入ったところで携帯トイレを配っているらしい。

出発前のメモ写真

人が入らないように写したけど、この周囲に携帯トイレデーのイベントに関係する人が10人近くいたような気がする。


デジカメ時計=9時21分

登山道に入り、国民宿舎との分岐を過ぎたところで携帯トイレを渡される。3人いるから3個受け取り長男の小さなザックに押し込む。多分使う事は無いだろうけど。

リンドウはいっぱい咲いていた
アサギマダラはまだ元気
瓶ヶ森もスッキリ見える
石鎚もくっきりと見えている
同じ場所でカメラを右に振るとこんな感じだ。今日は快晴で遠方から石鎚に来た人も満足したことだろう。 
今日は定点観測ポイントには行かない。その定点観測ポイントのすぐ近くの登山道から写す。 
鳥居到着


デジカメ時計=10時44分 

車の中での会話だったか、それとも登山道を歩きながらの会話だったか忘れたけど、長男が小学校の時に石鎚に来て鎖を登りたかったのにダメと言われて悔しかった。今日はリベンジするみたいなことを言っていた。えー?そんなん知らんよ。誰と登ったん?私は記憶が無い(-_-;) それで長男は鎖を上がると言う。娘も行きたそうにしているので、それなら鎖の下に行って写真だけ撮ろうと言って二の鎖の下に行くと、娘がこれなら登れると簡単そうに言う。子供二人が鎖を上がって父親が巻き道では世間体が悪い。私も約40年ぶりに鎖を上がってみるか。私は高校の時に鎖を上がったが、そこしか上がるルートは無いと教えられていたからである。しかし上がってみてナンジャ、コリャ?状態。それ以来鎖を上がる事は無かったのだ。

まずは先頭で娘が鎖に取り付く
ひょいひょいと軽々と上がって行く。意外だ。
次に長男がリベンジ登山
鎖を上がる途中で振り返って瓶ヶ森を写す
同じく鎖途中からの瓶ヶ森

左下に見えるのはロープウエーからの登山道
何故か私が先に上がってしまった
瓶ヶ森を大きく


右下隅に長男と娘が写っている
背後の空間には瓶ヶ森が見えているのだが、日陰にいる子供たちに露出を合わせるとこんなになってしまう。上の写真と同じ場所で撮影。
二の鎖を上がった広場から天狗岳を写す。紅葉はマダマダ。


デジカメ時計=11時8分

長男はニの鎖で自信をつけたようで三の鎖も上がると言う。勝手にしなさい。落ちても知らんけんね。娘は鎖を上がらさず私と巻き道を行く。

もういきなり山頂小屋直下のお花畑。白花のミソガワソウ。まだ絶滅してなかったんですね。
弥山山頂到着


デジカメ時計=11時21分

土小屋公衆トイレから2時間ピッタリ

鎖を上がってくる長男を迎えに行こう。

迎えに行く途中で写した天狗岳

なかなか上がってこないのでチョット心配したがようやく見えてきた。遅かったなと声をかけると写真を撮ったりメールをしていたという。はー?鎖を上がる途中でメール?そんな余裕が有ったんか?
兄妹感激の再会の図(-_-;)
もしかしたら最初で最後かも知れない石鎚親子遠足。しっかり記念写真を撮っときましょう。


デジカメ時計=11時28分

このあとはお楽しみのコンビニ弁当。いつものように山頂小屋に入り味噌汁を注文する。弁当を食べたらさっさと下山。

山頂小屋の下に咲くシコクフウロを前景に二ノ森
一昨日高縄山から見た来島大橋を今日は石鎚から見る

帰りはのんびりと花でも写しながらと思っていたが、やはり一人じゃないと無理だ。写した花はこれだけ。



私一人だったら休まず通過するところだが今日はベンチが有れば止まって水分補給
土小屋に戻ってきた


デジカメ時計=13時41分
最後のお楽しみは面河ふるさと村のあまごの塩焼き
400円x3=1200円 うーん、痛い(-_-;)


携帯で撮影。無事終了報告と言うことでこの写真を妻に写メール。

今日は親子で快晴の石鎚を楽しめて良かった。約40年ぶりに鎖を上がったけど面白かったね。でも次回からは矢張り巻き道を行くと思う。


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