今日は東温市の観光協会主催の市民ハイキングだ。しかも風穴から竜神平に上がるというようなコースではなく、東温アルプスガイド発行記念ということで東温アルプスを堪能してもらうために井内峠から皿ヶ嶺への縦走なのだ。私は東温アルプスガイドに深く関わっている上に、さくら山行会にも協力要請が来ているので、無条件で参加の意思表示をしている。

東温市の広報で参加者を募集したところ予想を超える60人以上の応募が有り、2台手配していたバスに1台追加することが出来ず、1台は先行組を井内峠に送った後、川内支所まですぐに引き返して後続組を井内峠に送ると言う段取りになった。そのため旧重信と松山からの参加者がマイクロバス2台で先に出発し、その内の1台が井内から引き返して川内の参加者を井内峠に送ることになった。このバスの往復時間分だけ時間差が出来るので、先行組は皿ヶ嶺山頂に行くが、後発の川内組は竜神平までとなった。

8時前に川内支所に到着し待っていると他のさくら山行会メンバー2人が到着。私とこの2人の合計3人が先発隊48人のリーダーになるのだ。やがて東温市役所を出発したマイクロバスが支所に到着。ここで観光協会の人から参加のキャンセルが出て42人になったと聞く。

我々は1号車に乗り込み井内峠を目指す。細い山道を上がっていると路面がガクンと下がっている場所がある。バスの運転手は段差を慎重に通過しようとするが、ガタンという音がしてバスを停めた。そして少しバックした。運転手がバスから降りて何か言っている。最前列に座っている私はフロントガラス越しにバスの前を見ると何か落ちている。ありゃ、ナンバープレートだ。

このままでは段差が通過出来ないということでバスに乗っていた人が全員降りる。そして段差を少しでも小さくしようと石を拾ってきてはタイヤの前に並べる。
バスを通すために数人のメンバーが奮闘している間、私は山の景色を写している(-_-;) 

何年か前に草刈りボランティアで公民館のマイクロバスで行ったときは何も問題なかったのにと私が言うと、あのバスとこのバスは違う。これは観光バスだから車高も低いと言われた。

思わぬアクシデント発生だったが私にとってはおいしいホームページネタが出来た。ここを通過したらあとは井内峠まで問題なく走れる。途中のドライブスルー滝や御来光の滝を説明する。井内峠のトンネルを抜けてバスは停まった。

バスのナンバープレートが付いて無いことが分かるだろうか?


デジカメ時計=9時14分
2台目のバスも来た。これで先発組が全員揃うことになる。


デジカメ時計=9時27分

参加者が道路に集合し、観光協会の会長さんから挨拶。そして私から簡単な注意事項を説明する。説明が終われば私の率いる1班を先頭に出発する。まずは井内峠を目指す。

もういきなり井内峠に到着。さくら山行会で行くときは私はいつも後のグループなのでいろいろ写しながら歩くが、今日は先頭を行くので写真が撮りにくい。


デジカメ時計=9時48分
元気坂の入口かな?
落ち葉に埋もれた元気坂。先に歩く人が落ち葉を蹴散らして行くので地面が露出する。後から来る人は足が滑りやすくなったはず。
元気坂で後続を写す
うなめごとの分岐点。後から上がってきた人に、ここからうなめごまでは50mですから行って下さいと声をかける。私は行かない。


デジカメ時計=10時31分

この元気坂で早くも脱落気味のメンバーが出てくる。その人が追いついてきてさらに後から別の班が上がってきたら出発。

皿ヶ嶺への東温アルプス縦走路。今の季節は落ち葉の絨毯を歩くようだった。
急な下り坂は慎重に
1253mピークで小休止


デジカメ時計=10時56分
陣ヶ森のアンテナに到着。他の人には陣ヶ森まで歩いて3分ですから行って下さいと言い、私は行かずに休憩する(-_-;)



デジカメ時計=11時33分

ここから上林峠までは下りだけなので楽勝です。その代わり上林峠からの階段がきつくて地獄の上りになりますと皆に説明する。

上林峠に到着


デジカメ時計=11時59分
遅れ気味のメンバーを待つ間はゆっくり休める
メンバーが揃ったら出発。歩き始めてすぐにこの鮮やかな色の落ち葉を見つけた。
上林峠から歩き始めてすぐのころの登山道の様子
空模様はこんな感じ。雨が降る様子が無いのが不幸中の幸い。
平坦路に出て少し歩くと置いてあるベンチ
ここも落ち葉の絨毯を歩いて行く。足に優しい縦走路だ。
愛大小屋に到着


デジカメ時計=12時43分

愛大小屋の前のベンチに座りコンビニ弁当。

食べ終わったら他のメンバーの食事風景を写す
ちょっと竜神平の中に入って小屋方面を写す
少しガスが晴れてきたかな?

私の班とすぐ後の班が揃ったので希望者だけで皿ヶ嶺山頂に向かう。

山頂に到着


デジカメ時計=13時47分

クリックすると大きくなります 山頂に居る人だけ記念写真

記念写真を撮ったら竜神平に戻ります。竜神平に戻ると、私の班で完全に遅れた人が一人居たのだが、その人が無事に竜神平に到着して観光協会の人と一緒にもう先に降りていますと言われた。心配していた人も無事に到着したようなので安心して下山する。

帰る頃に竜神平が晴れてきた
私の好きな光芒だ
これを写してからようやく出発


デジカメ時計=14時26分

出発は14時30分
北側の登山道に来るとまたガスが出てきた
森のフラダンサーの横を通過
ベンチの前に赤い色が
このあたりは落ち葉も黄色、頭上も黄色で空気まで黄色に感じた
風穴の登山口のすぐ横にバスは来ていた


デジカメ時計=15時2分

今日は東温市民ハイキングで大勢で井内峠から皿ヶ嶺まで縦走したけど参加者は喜んでくれたのだろうか?あの落ち葉の登山道は良かったと思うけど。


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今日のトラックログ。GPSの電源を入れ忘れていたので途中からトラックログが取れている


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