ゴールデンウイークも後半に入った。一昨日、昨日はその前日までのレポートを作成して時間を過ごしたが、今日はお出かけしてみよう。しかし12時までに帰ることという条件付なので今日も水の元、風穴散策だ。

8時前に我が家を出て水の元に向かう。ここに車を停めて準備をしていると一組の夫婦が私の行こうとしているコースに入っていった。私も後をついていく。追いついて話をすると香川から来ていて皿ヶ嶺は初めてじゃないけど、このコースへは初めてということだった。東温アルプスガイドを渡そうとすると、持っていますと返事が返ってきたが、改訂版ということで渡す。奥さんはこのガイドの写真の花を見つけるのが楽しみみたいなことを言われたので、実はこの写真は全部私の写した写真なんですとつい自慢げに言ってしまった。

アワコバイモのこの色が見つからないんですと言われたので、うーん、この色のアワコバイモは無いです。これは印刷の関係でこんな色になったんだと思いますと言うと、このピンク色のアワコバイモが有ると思っていた奥さんがちょっとがっかりしていた。この夫婦は上林峠経由で陣ヶ森に行くというが、私はここのお花畑で写真を撮ったらまた駐車場に戻るので、お花畑を一緒にうろうろする。

ミツバテンナンショウ

ヤマブキソウはまだこんなのしか無かった

シロバナネコノメ

ツルカノコソウ。
奥さんにカノコソウだと嘘を教えてしまった(-_-;)

裏側がピンク色のイチリンソウの開きかけの花が有ったので、イチリンソウは別名ウラベニイチゲとも呼ばれていて、東温アルプスガイドにもこの花だけ2種類の写真を入れていますと説明する。しかし、この夫婦と別れた後でこのピンクのイチリンソウを写そうと思ったら見つけることが出来なかった。気になる花は見つけたときに写さないとダメだということはもう何回も経験しているのに同じミスを繰り返す私です。

新緑の面積が増えてきた

シロバナエンレイソウの咲いているところまで来て、ちょっと時期が遅いので純白じゃなくてピンク色に変わってますねと説明する。

ここで夫婦とは別れる。私のホームページタイトルを教えたので検索で見つけてくれるかな?

一人になったので気ままにブラブラしながら花を見つけては写す。

ルイヨウボタンの咲いているのが有った。さきほど夫婦と一緒にいたときは固い蕾しか見つからなかったんだが。


  ユキザサはまだ咲いてない
 
   
 
フタバアオイ
徳川家の葵の御紋の元になっている
  シロバナネコノメソウ


駐車場に向かって降りて行くと見覚えのある可愛いワンコがやった来た。と言う事は一緒に歩いているご婦人はオカリナおばちゃん。オット、私のホームページをいつもチェックしているということなのでオバチャンなんて書いたら今度会った時にワンコに噛み付かれる。オカリナ乙女ということにしておく。もう降りて行く私に早いですねと声をかけてくれる。山頂に行くつもりもないし、この辺の花を写すだけなのでと返事をする。今日のレポートをお楽しみにと言って別れる。



ウラベニのイチリンソウは見つからなかったが、普通のイチリンソウは見つかった。

右はハシリドコロの日陰に咲くエイザンスミレ


コミヤマカタバミ



右はクロフネサイシン。バリアングルモニターと座布団のおかげで楽に写せるようになった。


水の元まで降りると私の名前を呼ぶ人が居る。誰かと思ったら皿ヶ嶺のアイドルのNさんだ。他にも顔馴染みの人が。この人は東温アルプスガイドの改訂版を出す時には是非これを入れてとリクエストされていて、そのリクエストされた内容を入れた改訂版を仲間の分も含めて10枚ぐらい渡す。私のザックに常備していたのが全部出て行ってしまった。私は花を適当に写したら帰りますと言って別れる。

水の元の駐車場の横の側溝付近に咲いていたコンロンソウ
ヒメエンゴサク

座布団写真でこの花が多いのはこの花が写しやすいから
白いネコと黄色いネコ

これだけ写したら車に乗って風穴に向かう。門限が厳しいので効率的に動くのだ。

風穴


デジカメ時計=10時16分
まだ雪が有る
このエンゴサクばっかり写しているように見える。
ニシノヤマタイミンガサ
さっき水の元で東温アルプスガイドを渡したグループが追いついてきて先に上がって行った 
 このアングルの写真は欠かせない
サイゴクサバノオの花の開いたのを発見。丁度登山道のすぐ横の斜面に咲いていて私がその斜面に降りたら下から写せる。これを写すために2mほど回り込んで降りたが、崩れやすい斜面でハシリドコロ3本ぐらいはダメにしたかも(-_-;) 
ズームイン 

私は何か目的を持って来た訳でもなく、適当に何か見つけたら写しましょうという程度の気分だったのだ。しかし、このサイゴクサバノオを写したら「今日はこれを写すつもりだったんだ」と言う気分になって、今日はこれで終わり。門限も厳しいし、帰ろう。

登山道から見上げるバイケイソウ

駐車場。非常に車が多い。


デジカメ時計=11時14分
12時までには家に帰れる。

今日はサイゴクサバノオのカパッと開いた花を写すことが出来て良かった。


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