今日は昼から天気が悪くなりそうだが、明日はもっと悪くなるとの天気予報なので午前中にちょっとだけ行ってみよう。午前中にちょっと行って楽しめる場所といえばアソコである。

風穴の広い駐車場に車を停めて出発。山の上の方はガスの中。
階段の横ではコンロンソウが咲いている
階段の横の斜面一面に咲くコンロンソウ

階段を上がって道路に出たら皿ヶ嶺のアイドルのNさんがいた。アイドルと言ってもAKBの年代ではない。AKBの孫がいるという年代なんだけど、ほとんど毎日のように皿ヶ嶺に登っているという大昔乙女だ。早い時間に上がってもう下山してきて散歩中だと言う。その隣にいるのは皿ケ嶺の四季の管理人さん。要はいつものメンバーに出会ったということだ。

ここでNさんから衝撃的な話を聞くことになる。風穴近くの貴重なクマがごっそり盗られていて、楽しみにして通っていたNさんも目を疑ったと言う。私もそのクマを楽しみにしていたのでその話を聞いてガッカリである。皿ヶ嶺が花の山として有名になればなるほどこんな事態が発生してしまう。

階段から昔乙女二人が上がってきてNさんと挨拶している。ある花の様子を見に来たと言うとNさんも興味を持って一緒に行くと言う。当然私もついていく。やがてその花の場所に来るとNさんもここは知っていると言う。しかしお互いの言う花の名前が違っている。何が咲くかはあと1週間先に分かるけどね。そしてここに咲くはずの花に関してのNさんと昔乙女二人組みの話が興味深い。それは雪の頃に葉っぱを見かけてこの葉はあの花かな?と見当をつけて居たと言うのだ。そして同じ葉っぱを見てお互いが違う花をイメージしたことになる。

しかしこの話は私には参考にならない。何故なら雪の頃に葉っぱを見つけていても、雪解けとともに私の脳みそも解けてしまうのでどこで見つけていたのか忘れてしまうのだ。

そしてそこからさらに上に行こうとしたが、雨が本降りの雰囲気になってきた。一応折り畳み傘はザックに入っているが、それはポーズであって実際に使うつもりは無い。もう帰る。60Dはザックにしまってコンデジで適当に写しながら下山する。

ヤマブキソウとイチリンソウが並んでいる
クワガタソウかコクワガタか知らないけどブレブレ。今年の初物ということでアップする。こんな写真が臨場感があって行った気分にさせるのだ(-_-;)
写したかったのは花ではなく葉っぱ。上のヤマブキソウと葉っぱを見比べて欲しい。
ナベワリ発見。コンデジを花の下に置いて適当にレンズを花に向けてシャッターを押す。ピントがあっていれば最高の写真なんだが、お約束のピンボケ(-_-;)
空模様はこんな感じ。さっきは本降りになるかと思って下山開始したけど、ここまでおりてきたら何故か降ってない。でも今さら上がる気は無い。
風穴の岩の隙間から白い霧が流れ出ている
風穴の広い駐車場は霧に隠れてしまっている

水の元の駐車場もほぼ満車状態。それでも空いたスペースを見つけて車を停める。水場の上のお花畑を適当にうろうろして何か写しましょう。

雨も降ってないのでまた60Dを取り出す
ありゃっ!
想定外の花がある


ところで先日ある人から皿ヶ嶺のどこかで写したというエビネの写真を見せられた。赤色が混じった綺麗なエビネ。「おいわさんはすぐホームページにアップするから撮影場所は教えません」と言われた。はい、了解です。でもそんな花を自力で見つけたらどうなるか分かりません(-_-;)
イチリンソウはまばらに咲いている。この花もオシベの半分くらいは欠け落ちている。でも写した理由は花びらが6枚。
タニギキョウ
ユキザサ。根元に近い方の花は茶色に変色してアップに耐えられない。
新鮮な花が有ったのはタニギキョウぐらい
ルイヨウボタンも残り少ない
ヒメエンゴサク
登山道沿いの小さなハナイカダ
上の写真から花の部分だけトリミング
アワコバイモの実
鯖の尻尾
フタバアオイ

今日は本当はもっと上まで行ってピンクの花を見るつもりだったんだが天気には勝てない。素直に降りてしまった。でも水の元で想定外の花を見ることが出来て良かった。


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