明日はさくら山行会で裏寒風のオオヤマレンゲを見に行く計画だったのだが台風接近で天気予報が悪いのを理由に延期になってしまった。しかしこんなことでくじける私ではない。石墨山のササユリファンのために花の状況偵察に行ってみる。

いつものコンビニで弁当を買って11号線から494号線に入り登山口を目指す。石墨山登山口の目の前の駐車場に車を停めて準備をしていると軽四が横に停まった。降りた人を見ると外人だ。私に「コンニチハ」と挨拶する。「グッドモーニング」と言おうとしてのどちんこに引っ掛かっていた言葉を呑み込んで「コンニチハ」と返事する。今度は私が「石墨山に行くの?」と聞くとそうだと言う。先に準備が終わった私が出発する。

石墨山登山口


デジカメ時計=7時45分
いきなり座布団写真の絶好の被写体が登場する
植林帯の中はギンバイソウが群生しているがまだ花は咲いていない
ここはヤマアジサイが多い。3日前に皿ヶ嶺に行って来たばかりだが、皿ヶ嶺はまだほとんど咲いてなかった
ミゾホオズキ
背後には花の名前の語源となったホオズキに似た実が見えている
この手の花は今まで無視していたが、今日は60Dで綺麗に写そうと近付いて見る
この白い花は?
アカショウマ
 トチバニンジン
割石峠で美茶休憩


デジカメ時計=8時17分

ここで休んでいたら先ほどの外人さんがやって来て「アチイネー」と言うので私も「暑いね」と答える。こだまでしょうか(-_-;)

外人さんの後をついて行く。追いつこうと言う気持ちも無いのでだんだん離されるのは当然なんだが、もしかしたら追いつこうとしても追いつけなかったかも?体がだるい。もう年だ。
いつもの場所に咲くエンレイソウ。googleで検索して調べても多年草としか書いてない。寿命は年々ぐらいなんだろう。
石墨の分かれに到着


デジカメ時計=9時4分
上の標識の足元に有ったササユリの蕾
 この写真にササユリの蕾が3個写っています。よく見て探してね。ついでにウオーリーも(-_-;)

先ほどの外人さんはここのベンチに座って何か食べていた。私を見てまた「アチイネ〜」と言う。私が石墨山は初めて?と聞くと、もう何回も来ていると言う。流暢な日本語とは言い難いが、何不自由なく話すので日本に来て長いのか聞くともう10年以上日本に居て、松山には2年ぐらいだと言う。あまり根掘り葉掘り聞いても仕方が無いので会話はこれで終わり。と思ったけど東温アルプスガイドを渡して地図を眺めながら私が「皿ヶ嶺はここ。ここから皿ヶ嶺まで歩いて行けるよ」と言うと「テントがいる」と返事がある。これは東温アルプスのことを少しは分かっているようだ。

松山上空は青空だったんだが・・・
再び外人さんの後をついていく
稜線の途中の障害物の無い場所から見える石鎚。上の方は雲の中だ。
石墨名物のブナ林
皿ヶ嶺方面を大きいサイズで

梅ヶ谷山の反射板も写っている
石墨山を正面に見る展望岩に到着


デジカメ時計=9時28分
石鎚方面
展望岩の下にはヤマボウシが咲いているが、まだ咲きはじめなのか花びらの色が白ではなく緑っぽく見える
この花の名前が思い出せない
ドウダンツツジ

背景は三ヶ森
ここの岩場に咲くイワキンバイ
7月24日追加

ツクバネウツギ
ギンリョウソウが密集しているところを発見
早速座布団写真

ギンリョウソウって純白かと思っていたけどこの花は薄いピンク色fだ
石墨山頂到着。先客は外人さん一人。


デジカメ時計=9時57分

ランチにするには早い時間だけどコンビニのおにぎりを食べる。外人さんはさっさと下山して行った。

コンビニのおにぎり食べたらもうすること無い。帰る。帰る前のメモ写真。


デジカメ時計=10時10分
山頂から降りようとしたらササユリの本当に小さな蕾発見。どんなに小さいか比較のために500円玉を並べてみた。500円玉の直径よりも小さな蕾だ。1週間後に来てもようやく蕾が膨らむ程度だろう。

      下山






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