この土日、さくら山行会は年に一回の海外遠征で木曽御嶽山に行っているが、私は皿ヶ嶺。ンン？おいわさんも以前は武奈ヶ岳に行ったことが有るじゃない？お泊りＯＫなんじゃないの？と思われたかもしれないが、あの時はＯＫ。今はダメなのである。我が家の諸般の事情が許してくれないのである。お泊りはだめでも近場の日帰りならＯＫということで行き先は常に東温アルプス方面になるのだ。 風穴の広い駐車場に到着すると先客は２台。それぞれ準備中だったが私より一足先に出発して行った。 出発時のメモ写真。空模様はこんな感じで雨は降らずに晴れ上がると思っていたんだが・・・ デジカメ時計＝８時３６分 まだ気温が上がってないせいか白く見えるはずの冷気の色が薄い 遊歩道脇に咲く皿ヶ嶺のタマちゃん。まだ咲き始めだ。 先ほど風穴にいた夫婦が追いついてきて何の花ですかと聞いてきたのでタマアジサイですと答える モミジガサ 登山道の横の斜面はギンバイソウが群生し、その間にモミジガサが咲いている 川を遡上するサケの群れ・・・に見えなくもない ウバユリもあちこちに咲いている 小雨が降っていたのを無視して歩いていたが、もう限界と思い６０Ｄはザックに仕舞う。この後の写真は防水コンデジで写す。 ギンバイソウ あたり一面ギンバイソウ クサアジサイ 竜神平に入る分岐点からすぐのところで毎日のように皿ヶ嶺に来ているＮさんに出会う。天気が悪いのでもう帰るようだ。私は小屋で一休みして様子を見ますと言って別れる。 愛大小屋前に立つ標識には久万高原町と書かれているが、東温市とは書かれていない。そうなのだ。ここは久万高原町であって東温市ではないことがここに宣言されている。 東温アルプスという名前でここは東温市と誤解されているかも知れないが、東温アルプスは東温市と久万高原町の境界に有り、東西の主峰の石墨山山頂、皿ヶ嶺山頂ともに久万高原町側にある。 小屋に入り美茶休憩。家からもってきた煎餅などのおやつを食べる。 小屋の入口から竜神平を６０Ｄで写す。ガスに覆われてはいるが雨はやんだような気がする。ザックは小屋に置いたまま６０Ｄだけ持って竜神平を歩いてみよう。 ヌマトラノオが群生している 少しだけ近付いて コバギボウシも群生している ヌマトラノオとタチカモメヅル コバギボウシとヌマトラノオ ハンカイソウ ツリガネニンジンも咲き始めている これはアキノタムラソウで良いのかな？ この前Ｎさんが教えてくれたヒメナミキ。小さすぎてまともに写らない 何か視線を感じた。セミがこっちを見ている レンズを近づけて行くと「それ以上近寄ったら殴るぞ」と手を振り上げる。おー、殴ってみー、とレンズを寄せたら殴る前に飛んで行ってしまった。フン、口ほどにもない奴め(-_-;) さっきのよりも色の濃いツリガネニンジン 祝！国民栄誉賞 竜神平の登山道にこんな感じで咲いている。ナデシコの後はまだ咲いていないツリガネニンジンですね。 小屋に戻りザックを回収。小屋の中には数人の昔は若かった男女が休憩中。 デジカメ時計＝１０時３８分 森のフラダンサーの手前辺りで数人のグループがやって来た。先頭の男性の顔は見覚えがある。これまでも皿ヶ嶺で何度も会っている人だ。「風穴の広い駐車場に停めた？」と聞くので「ハイ」と答える。もう私の車種は知れ渡っているのだ。さらにその後の昔乙女からは「先週は石鎚やったんやね」と言われて、私の行動パターンもすっかり見られているのだ。 登山道に水たまりが出来てそこに森のフラダンサーが映っている。いつもとは違うアングルで写してみようと６０Ｄをグッと下げてバリアングルモニターを見ながら写していると、「イヤン、そんな下から写しちゃ」と言いながら足を閉じて前を押さえてしまった(-_-;) お気に入りのブナ林 クサアジサイ クサアジサイ咲く登山道 ハガクレツリフネ うんざりするほど咲くはずなのにあまり見かけなかったような気がする ギンバイソウ ２週間前は固い蕾だったイワタバコも咲いている バリアングルモニターなしでは撮影不能のイワタバコ ウバユリの右側が薄いブルーになっている。私も撮影後に気付いてなんでこの色が写るの？思いながらその方角を見ると、頭上は曇り空だが下の方は雲が無く晴れているので遠くの平野部の空間が明るく写っているのだ。 丁度このときカップルが井戸の底を眺めながら歩いていたのだが、シャッターを切る瞬間、タイミングよく目の前の大木の陰に隠れた 広場では子供会だろうか？大勢の団体がバーベキューをしている。こんなところで焼肉の匂いを拡散させるのは犯罪行為だ(-_-;) デジカメ時計＝１１時３９分 生憎の天気だったが竜神平でツリガネニンジンやカワラナデシコを今年初めて見ることが出来て良かった。 　　　　一人でお出かけに戻る　　　ＴＯＰに戻る　　　これまでの皿ヶ嶺山行記　　 　　　　コンデジで写した竜神平の動画