年末の28日に少し凍結した白猪の滝に行って来たが、その後は更新なしである。正月三が日は久しぶりにテレビ漬けの日々を送ったのである。ホームページ開設前は毎日テレビ漬けの生活だったが、ホームページを持つようになってからはネタの更新のためにあちこちお出かけするようになってその日のうちにレポートをアップする作業をするようになってテレビから卒業したのだ。しかし昨日まではまた毎日テレビのお守りをするようになってしまった。テレビついでにその話題でも。

NHKの紅白歌合戦はリアルタイムで見ずに年が明けて録画で見た。42インチの大型テレビを2画面にして左側で紅白歌合戦、右側でその時点のテレビを見ていたのである。しかも紅白は2倍速で早送りしながら気になる女性歌手だけ通常再生しながら見た。リモコンを常に操作しながら見ていたのである。石川さゆりは天城越えを歌って欲しかったな。ちなみに普通の再生で見た男性歌手はポルノグラフィティとラルクアンシェルぐらいか。エエエエ〜??? おいわさん、定年退職の年齢でそんな歌手が趣味なの??? と驚いた人が多いかも。うーん、趣味ではないが消去法でいくと聞きたい(見たい)と思う男性歌手はあまり居ないのである。大トリのSMAPは当然見ない(聞けない)

ところで今日は天気予報では曇りだった。だから今日もテレビのお守りをしようと思っていたのである。しかし朝、空を見たら晴れている。あれっ、晴れているのなら山に行ってみるかな?行くのならガソリン代のかからない皿ヶ嶺しかないな。

魔法瓶にお湯を入れただけで出発準備完了。コンビニでサンドイッチを買ったら皿ヶ嶺に向かう。上林の集落を通過して鉄塔横のヘアピンカーブ付近から路面には雪が見えてくる。しかし新雪なのか滑る気配は無い。もう少し行けるところまで行ってみよう。進むにつれて路面の雪も増えてくるが凍結しているわけでもないのでタイヤが滑ることも無く水の元に到着。ここで準備をしようとして外に出たら寒い。無茶苦茶寒い。ありゃ、着ている服が山用になってない。急に思いついて来たので家でテレビを見ていたときの服のままだ。防風用のナイロンヤッケをあわてて着込む。歩いている間はこれでなんとかなるだろう。

出発前のメモ写真

デジカメ時計=9時18分
水の元の様子。山の上のほうには霧氷が付いているのが見える。

ところでトイレは中に入れないようにロープで立ち入り禁止になっていた。

ここで夫婦の乗った車がやって来て私の車の横に停まった。この夫婦とは愛大小屋で会うことになる。
水の元から風穴に向かう登山道を歩いていると何かの足跡が。これは何の足跡?
風穴の広い駐車場には車が1台で丁度出発準備をしているところだった。そしてこの時点ではまだ青空が見えている。
階段には足跡が無い。今日は私が一番乗りなのか?と思ったが階段を上がってみたら路肩の広いところに一台停まっていた。
青空が広がる。登山道には分かりにくいが先行者の足跡あり。
斜面には自然に出来た雪の模様
登山道は新雪で歩きやすい
直登コースとの分岐に来た。しかしそちらに向かう足跡が無い。でもこちらに行ってみよう。
積雪時期に登山道が分かりやすいようにロープや赤テープをつけた竹ざおが設置されている
花もないし霧氷もこの高度では見えないので自分の足元でも写してみる。今日は私がこのコースを最初に歩くので足跡は全く見えない。
こんな感じで竹ざおの先に赤テープが付けられていて登山道はここだよと教えてくれる
写すものが無いからギンバイソウの枯れたのでも写しとこう
稜線に出る前の少し平らになった部分
稜線に出た後、わざわざ登山道から少し外れてこの雪のついた幹を写しに行く
これは動物の足跡ではないな。鳥の足跡だとは分かるけど、何の鳥?ヤマドリ?
わずかな霧氷で小さいサイズの写真だと分かりにくいので大きなサイズで
十字峠に到着。周囲に足跡なし。


デジカメ時計=10時44分
前方(山頂)から一人やってきた。一人でコツコツと登山道の整備をしてくれているIさんだ。年始の挨拶をする。
山頂が見えた。先客あり。風穴の広い駐車場で準備をしていた人だ。


デジカメ時計=11時1分
おやつで持ってきた煎餅を一枚食べたらもう下山する。寒い。愛大小屋でランチにしよう。この時点で青空はすっかり消えてしまった。
山頂の梨の木の新芽にもわずかな霧氷がついている
山頂から竜神平に向かって降りていく途中で見えるブナ林
左手斜面を見上げる
竜神平が見えてきた。この二人連れは私の車の横に停めて上林峠から来たとのこと。
竜神平の霧氷。青空が欲しい。

愛大小屋に入ると先客3人。先ほどすれ違った I さんと上の写真に写っている夫婦だ。私は魔法瓶のお湯でインスタントスープ。それが終わればインスタントコーヒー。この夫婦と I さんは善神山周回コースのことでいろいろ話をしている。皿ヶ嶺周辺はよく歩いているようだ。そのうち I さんが私のことをおいわさんだよと夫婦に紹介してくれた。奥さんが名前と顔が分かって良かったみたいなことを言ってくれた。今夜のレポートをお楽しみにと話す。

出発前のメモ写真


デジカメ時計=11時53分
ここから上林峠に向かう
樹林帯に入る。この程度の雪ならまだ登山道は分かるが、もっと積もると笹が雪の下になってしまい、笹原なのか登山道なのか見分けがつかなくなる。

登山道には先ほどの夫婦の足跡だけが付いている。
稜線の登山道との合流点に来た。左に行けば風穴、右に行けば上林峠。見てのとおり上林峠から上がってきた先ほどの夫婦の足跡しかない。

階段にも雪は積もっているが、凍結しているわけではないのでまだ普通に歩ける
陣ヶ森
上林峠


デジカメ時計=12時27分
正面には北側斜面の霧氷が見えるが青空ではないので霧氷が分かりにくいね
斜面から滑り落ちた雪がロープと足跡をかくしている
春になればお花畑になる場所も今は白一色
車に戻ってきた。他に車無し。愛大小屋で一緒になった夫婦もとっくに下山したようだ。


デジカメ時計=13時2分
車の横まで降りて山の霧氷を見上げる。あー、青空が欲しい。

車は何の問題も無くスムーズに発進できたが、もう次の機会には車では上がって来るのは無理かも?と思いながら走って帰る。

今日は朝の青空に誘われて出かけてみたが、結局は天気予報が正しかったのかすぐに曇ってしまい青空と霧氷を楽しむことは出来なかった。また次のチャンスを待ちましょう。サンデー毎日なんだから(-_-;)


      一人でお出かけに戻る   TOPに戻る   これまでの皿ヶ嶺山行記




inserted by FC2 system