今朝は松山市内の高校まで娘を送って行ったんだが、松山中心部でも車のフロントガラスが凍っているのが見えた。今朝はかなり冷え込んだようだ。そして川内に戻るときに皿ヶ嶺を見たら上のほうが白くなっていて霧氷がついているのが分かる。霧氷見物に皿ヶ嶺に行ってみよう。家に帰ったらすぐにお湯を沸かして魔法瓶に入れたら準備完了。あとはコンビニでサンドイッチとインスタントスープを買えば皿ヶ嶺に出発。

今朝の冷え込み具合だと道路が凍結して水の元まで車で上がれないかも知れないので鉄塔のあるヘアピンカーブのところに車を停める。

準備が出来たらここから入って行く。今日はこの標識どうりに進んで久しぶりに赤柴峠経由で皿ヶ嶺に行ってみよう。標識には赤柴峠へ100分と書いてある。そして皿ヶ嶺山頂に出たらあとは上林峠経由で白糸の滝におりてみよう。


デジカメ時計=9時23分
ここに送電線の鉄塔が4本写っているのが分かるかな?最初に車を停めた場所に有るのがNo.156。この写真の左から順番に155、154、153で、No.154、153の下を通過して赤柴峠に向かうことになる。
赤柴峠の標識にしたがって右に行く。すぐ向こうに裏向きの標識があるが、あの標識の方向に行けば瞽女石の横を経由して水の元に出る。
奥の標識が立っているほうの細い道に入って行く。少し分かりにくいが右手前に立っているのが四国電力の標識とそれに取り付けられている赤柴峠を示す古い標識。
ここにも四国電力の標識と並んで赤柴峠の標識が立っている。


デジカメ時計=9時35分
鉄塔NO.154の下を通過。向こうの山が霧氷で白くなっている。
霧氷を写してみた
鉄塔からは保守作業用の林道が出ているが、少し林道を歩いて行くと左にカーブしている。赤柴峠に行くためには左に曲がらずここを直進する。
植林の中に突然この鉄の橋が現れる。これが見えたら道を間違えてないという証拠だ。
登山道はここで作業道を横切るが、ここにも四国電力の鉄塔番号を書いた標識が立っているので間違えることはない
鉄塔No.153から松山方面を見る


デジカメ時計=10時6分
この鉄塔からすぐの場所に四国電力の標識が4本立っているが、なんでこの狭い場所に4本も立っているのか謎だ。この4本で作られる四角形の対角線上に立つと電気ショックでも受けるのではないかと少し不安になる。
ここに立っている標識が東温市が立てた標識の最後。これより上にはもう東温市の立てた標識は無い。ここで標識が途切れた理由は予算が途切れたんだな(-_-;)
東温市が標識を立てるまではこれが赤柴峠コースの唯一の標識だった
登山道はこの作業道と合体しそしてすぐに分かれる。この分岐点に何の標識も無いので初めて歩く人は不安になるかも?
人工林の中を歩いてきてようやく太陽が見え始めた
ここまでずっと人工林の中を歩いてきたが、自然林が見えてきたら赤柴峠は近い
誰かが雪にイタズラ書きをしている
赤柴峠に到着。小休止。


デジカメ時計=10時54分

出発時の標識には100分かかると書いてあったが90分で来ることが出来た
引地山方面にも先行者の足跡がついている。今日は引地山には行かない。
赤柴峠からの縦走路は綺麗に笹が刈られていてとても快適に歩ける
縦走路を歩いていると左手の枝の隙間から真っ白の石鎚が見える
石鎚が障害物無しで見えた
この縦走路沿いにはカラマツがあるのが珍しいと思う
弥山は隠れようとしている。真ん中に写っているのは石鎚三角点の山かな?
無意味に太陽を写しこむのは欠かせない
右に行けば迂回路だが今日は直進する。直進すれば霧氷が見えるはず。


デジカメ時計=11時27分
なんでも無いような写真だけど奥のほうは急勾配になっている。だから迂回路が用意されているのだ。

その急勾配の場所を上がっていると一人の男性がやってきた。私の顔を見てにっこりと挨拶してくれる。皿ヶ嶺では時々会う人だが名前は覚えてない。少し話をしている間にもわずかな霧氷がどんどん溶け落ちていく。

この人との話の中で皿ヶ嶺のアイドルのNさんや一人で登山道を整備している I さんも居たよと教えてくれた。2人が山頂で弁当を食べていたら私が到着する頃にはまだ居るかも知れない。
急な部分を上がると登山道もゆるくなってきた
迂回路の反対側の入り口。写真の右奥から歩いてきたのだ。
霧氷の付き方が少ないけど周囲の木々には霧氷が付いている。もっとびっしりと付いていれば霧氷のトンネルと表現するところだ。
風穴からの直登コースとの合流点
元々霧氷の付き方が少なかったのかそれとも気温の上昇とともに解け落ちてしまったのか期待していた霧氷は残念ながらイマイチ
十字峠


デジカメ時計=12時26分
山頂が見えてきた


デジカメ時計=12時38分

山頂には先客が3人。期待していた2人とその友人。その人が私を見て「おいわさん?」と言うので「はい」と返事する。見たことのある顔だなと思ったら先月の写真展にNさんと一緒に来てくれた人だ。一緒にランチを食べてこの人はビールを飲んでいた。思い出した。

コンビニのサンドイッチを食べながら I さんに白糸の滝に下りるつもりだと言うと、アイゼンは持ってきているかと聞かれた。私が簡易の滑り止めしか持ってないと答えると、それならやめといた方が良いと言う。ハイ、やめます。

偶然居合わせた見知らぬ人が一般論としてアイゼン持ってないなら行かないほうが良いと言うのではない。このコースを一人で整備してコースを熟知している人が、何回も皿ヶ嶺で会っている私に言うのである。その言葉は重い。素直に従いましょう。

3人は竜神平方面に出発していった。私はまだインスタントコーヒーやチョコレートで休憩。それが終わったら下山。


     続く




inserted by FC2 system