朝、布団の中でまどろんでいると、「雪が積もってる」と娘の声が聞こえる。これはもしかして「高校まで車で送れ!」と言われないかと身構えていると何事も無くそのままバス停に向かったようだ。川内の平野部に雪が降ったということは山はもっと雪? では早速皿ヶ嶺に偵察に行ってみよう。これで今月に入って早くも4回目の皿ヶ嶺だな。しかし、ほとんど毎日のように皿ヶ嶺に行っているあのアイドルとは比べ物にならないが。
コンビニで食料を調達し皿ヶ嶺に走る。上林集落あたりから路面にはうっすらと雪が積もっているが、凍結はしてないので普通のタイヤでも問題なく走れる。しかし水の元までは上がれないかも知れないのでヘアピンカーブを曲がって鉄塔のところに車を停めようとすると、すぐ向こうにこれから出発しそうな3人組みがいる。車を近づけて行くとやっぱりアイドルNさんとその親衛隊だ。3人組は先に出発していった。私も準備をして先日買ったばかりのアイゼンをレジ袋に入れてブラブラさせながら出発する。
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出発時のメモ写真
路面は雪で真っ白だが新雪で凍結してないので、ここまでなら普通のタイヤでOK
デジカメ時計=9時22分 |
ここからまず水の元を目指すが、そのためには登山道は瞽女石の横を通過する。私はその登山道を通らず、すぐ横をバイパスするように作られているコンクリの狭い道を歩く。この道にも薄く雪が積もっているが足跡が無い。つまり先に出発した3人組は本来の登山道を歩いていったということだ。そして林道に出会って立ち止まって一休みしていると下のほうから声が聞こえる。あれっ、先に出発した3人組だ。3人組を待って一緒に歩くことにしよう。
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この道路の奥に池があり、その池の管理用道路を歩いて行く。水の元に向かう登山道の登山口は池の手前に有る。以前はこの道路の入り口に柵が設置されていたと思うが、今日はその柵は無かった。 |
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水の元に到着。先客のオフロード4駆が1台。
デジカメ時計=10時21分 |
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風穴に到着。広い駐車場には車が1台。丁度夫婦が準備をしているところだった。Nさんの知り合いなのか何か話をしている。
デジカメ時計=10時42分 |
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ここから見えるブナ林の霧氷。白黒写真のようだ。 |
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ナナカマド。もう少し雪が乗っていたほうが絵になるんだけどな〜。 |
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先頭のNさんは登山道から外れて私の歩いたことの無いコースを歩き出した。毎日のようにここに来ていたらいつもいつも同じコースでは飽きてしまいますよね。 |
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しばらくすると前方からいつもの顔の I さんがやって来た。もう下山なの? I さんによれば竜神平は晴れる雰囲気も無かったのでもう帰るということだ。しかし松山の市街地方面の上空は青空が見えているのだ。もう少し待てば晴れるかも思いながら前に進む。
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急傾斜の部分にはロープが設置されているのでそれを持って上がっている |
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この季節限定の定点写真になってしまった |
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おっ、青空が見えた |
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ベンチに到着。ベンチのすぐ近くの古木。サルノコシカケにも雪が積もっている。
デジカメ時計=11時53分 |
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目の前のドウダンツツジ |
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青空と霧氷を写す |
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新芽に雪(霧氷?)が積もっている |
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風で飛ばされた霧氷の欠片がいっぱい写っている。落ちた欠片はデジカメにも付着する。60Dの防水機能は大丈夫かな? |
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Nさんが私に向かって「これが森のフラダンサー???」と確認を求める。はい、そうです。私が勝手に付けた名前なので私の山行レポートを見てくれている人にしか通用しないのだ。Nさんは私のレポートを見たことが無いのである。 |
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まっすぐ愛大小屋を目指す |
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愛大小屋に入ってランチにしよう
デジカメ時計=12時13分 |
小屋に入ってコンビニのサンドイッチとクリームシチューを食べよう。Nさんがバーナーでお湯を沸かして上げると言うので魔法瓶に入っていたお湯をコッフェルに移す。やっぱりその場で沸かしたお湯のほうが熱くて良い。そしてそれが終わると今度はインスタントの甘酒を出してくれた。しかも生姜をすりおろしたものをわざわざ持ってきている。
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ランチが終わり小屋から出て写した竜神平。灰色の雲も空を覆っている。
デジカメ時計=12時58分 |
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ここで3人組とお別れ。私は竜神平一周コースを歩いて帰ろう。 |
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振り返って山頂方面を写す。
青空だったらな〜。 |
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背の低い笹にいっぱい雪が積もっている。しかし登山道は明瞭に分かる。
去年は雪が多くて登山道が分からずGPSを頼りに歩いたのだ。それを思うと今年は雪が少ない。イヤ、去年が多過ぎたのかな? |
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尾根道の分岐に到着。ここを右に行けば上林峠だが今日は行かない。上林峠への足跡は付いている。 |
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お気に入りのベンチ
青空が欲しい |
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反対側から。つまり歩いて来た方を写す。 |
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少し青空が見えている |
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たまには森のフラダンサーのいつもと違う姿を |
ベンチでは夫婦が休憩中。私がデジ一を首からぶら下げているのを見て「良い写真は撮れましたか?」と話しかけてくるが、すっきりした青空が無かったので・・・と言い訳しながら通過する。
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まるで一里塚のような岩で昔からここに鎮座しているような顔をしているが、1年前にはここに無かった。去年のいつか上のほうから転がり落ちてこの大木にぶつかりここで止まっているのだ。 |
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風穴に到着
デジカメ時計=14時3分 |
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水の元。車は無くなっている。
デジカメ時計=14時20分 |
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そして車に戻ってきた。3人組の車はまだ有る。
朝は雪で真っ白だったが完全に融けている。
デジカメ時計=15時2分 |
今日はアイゼンを準備していたけど、結局アイゼンを使う場面も無かった。新雪を踏んで気持ちよく歩けて良かった。
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