今日はおとなしく家にいようと思ったけど、結局は昼から風穴周辺の散歩に出かけてみる。我が家から30分で行けるので非常に便利な場所なのだ。風穴に向かって林道を走っているともう皿ヶ嶺の山歩きが終わって帰る車とすれ違う。細い山道なので苦労して離合する。風穴の広い駐車場にはまだ車が数台停まっている。

登山靴に履き替えたらすぐに登山口には向かわずにそのあたりをウロウロ。

ササユリが大きくなっているが、まだ蕾は付いていない
カリナさんが喜びそうな斑入りのホウチャクソウだ
風穴の階段の横に植えられているシャクナゲ。なんでこんな場違いなシャクナゲを植えたんだろう?
風穴の井戸の前で昔乙女3人が「もう咲いているとは思わなかった。来てよかった」と言っているのを聞いていたので、かしまし娘が立ち去った後で見に行ったらなんともうヒマラヤのケシの花が咲いている。
上の写真は素直にファインダーを見ながら写したが、おー、これこそバリアングルモニターの出番ではないか!と気が付いた

バリアングルモニターを見ながら柵の外から腕を伸ばして撮影
風穴の冷気が流れる場所ではまだコンロンソウが綺麗な姿を保っている
同じくラショウモンカズラも
登山道を上がっていると目の前に倒木が有り、そこにツルアジサイが咲いていると思って写した。でもツルアジサイとそっくりの花が有ると言うことを聞いたことが有るのでレポート作成時に念のためにネットで検索して調べた結果、これはツルアジサイではなくイワガラミだと判定。理由は装飾花の形。ツルアジサイは装飾花もアジサイと同じように複数の花びらのような形をしているが、イワガラミは見ての通り、装飾花は1枚だけだ。

倒木に咲いたために目の前で見ることが出来て良かった。普通に高い木の上で咲いていたらツルアジサイで済ませているところだった。
コクワガタ
他に花が無いので同じ花を何度でも
登山道の下側にハナイカダが見えたので登山道から100mmマクロで写す
PCでチェックしていたらハナイカダの花が咲いているではないか。咲いていると分かっていたら登山道から外れて写しに行ったのに、老眼では分からないのだ(-_-;)
ヤマブキソウは葉っぱの形に注目のこと
コケイランを100mmマクロで
去年のギンバイソウの実
タニギキョウ


必死で息を止めて写したのなんかにスッキリしない。ピンボケなのか手ブレなのか。
地味すぎて去年までは無視していた花。謎の花だったが花の名前を教えてくれる掲示板でオオキヌタソウと判明。
ネットで調べたオオキヌタソウの決め手
@葉脈の形
  (掲示板で教えてくれた人も葉脈を決め手にしていた)
A花の形

興味の有る人はただのキヌタソウとオオキヌタソウの違いを検索して調べてみて下さい
モミジガサを真横から

ヤブレガサ、ニシノヤマタイミンガサ、そしてモミジガサを比較して自分で気付いたこと。

モミジガサは成長するにつれて葉っぱの数も増えてくる。それに対してヤブレガサ、ニシノヤマタイミンガサは大きく成長してもせいぜい2〜3枚の葉っぱしかない。
ネタが無いからクルマムグラでも写しとこう(-_-;)
駐車場のすぐ横の木に巻き付いているのはツルアジサイではなくイワガラミだと分かった。去年まではツルアジサイと思い込んでいたのだ。

これだけの散歩だったけど、ツルアジサイとイワガラミの違いを調べるきっかけが出来たし、地味な花で去年まで無視してきたオオキヌタソウの名前が分かって良かった。


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