午前中は高縄山に忘れてきたと思っていた座布団を回収しに行ったが、結局高縄山の思い当たる場所には座布団は無かった。もうどこに置き忘れたのか全然思い出せないと言うショックも有るが、そんなことはすぐに忘れて次の目的地に向かう。昨日は高縄山の次に皿ヶ嶺に行ったが、今日は石墨山方面に行ってみよう。いつもいつも皿ヶ嶺では飽きられるだろう。というか呆れられるだろう。

今日も11号線に出たら適当にコンビニに入りアイスの最中を買う。なぜ最中か?片手運転で食べられるから(オイオイ) 川内に入ったら我が家の至近距離を通過する。家に帰れば座布団の予備も有るけど帰らない。一度我が家を出たらそう簡単には帰らないのだ(-_-;)

石墨山登山口の目の前に車を停める。先客なし。


デジカメ時計=11時47分
車のすぐ横に咲いていたコナスビ
登山口出発
ギンバイソウが群生しているが、まだ蕾は出来ていない
ミゾホオズキも咲いている
ヤマアジサイも咲いている


昨日の皿ヶ嶺はまだ咲いてなかったけど石墨山は少し早いのかな?
エイザンスミレの種がはじけ飛んだ跡
サワギク

午前中は高縄山でも見てきた
ヤマアジサイもいろんな色が咲いている
 
去年まではなんとかテンナンショウで済ませていたが、今年はテンナンショウに目覚めていろいろネットで調べている。その結果、これはオモゴテンナンショウに違いない。
ルイヨウボタンの実

石墨山にだってルイヨウボタンは咲くのだ
ミゾホオズキとミズタビラコ
あれっ、まだナベワリが咲いている。これは座布団写真ではなく空中に持ったままで撮影。
割石峠でのメモ写真を撮るのを忘れてそのまま石墨の分れに向かって歩いていると足元に葉っぱがいっぱい芽吹いている。これはササユリではないのか?まだこんな状態で花の季節に間に合うものなのか?
ツクバネソウもまだ咲いている
いっぷくしましょうと書かれていたはずの小さな木の板

ここから石墨の分れの間は急登なのだ
まだきれいなホウチャクソウ
エンレイソウとササユリ
滑りやすい急登部分にはロープがかけられている。私もちょっとだけ使わせてもらった。
石墨の分れに到着


デジカメ時計=13時21分
ササユリの蕾が2つ見える。これのすぐ横にも1つ有ったので、少なくとも蕾は3つ有ったのだ。 

家から持ってきた弁当を食べる。しかも立ったままで。座ろうと思っていた場所には虫がぶんぶん飛んでいたのだ。今日は久しぶりに石墨山にも行ってみようと思っていたがもうこんな時間だし、空模様もあやしくなってきている。石墨山はあきらめてここから白猪峠経由で降りることにしよう。

法師山はガスに隠れそうになっている
このササユリは大きい。周囲の笹から頭を出している。蕾も付いている。
何故かこの花だけ気まぐれに100mmマクロで写す。今日の唯一のマクロ写真。
ブナの木の下を通過。登山道の笹はかなり生い茂ってきている。今年はこのコースの草刈りをしないといけないな。
法師山手前の巻き道への分岐点。白猪峠を示す矢印が間違っている。
稜線の北側は急斜面の自然林。左側は杉の人工林となっている。
白猪山の少し手前にササユリが咲くはずと思っていたら有った
白猪山三角点


以前はキティちゃんの標識が有ったのにいつの間にか無くなっている。ネットを見ているとキティちゃんの標識を目の敵にして外しまわっている人がいるようだが。
お地蔵さんの前が綺麗に刈られて見つけやすくなっている。でもこの状態を維持するのは大変なのだ。すぐに笹が成長してしまう。
白猪峠に到着。右の坂を降りて行く。左は東温アルプスの縦走路。この標識のすぐ近くにもササユリは有ったがまだ蕾は付いてなかった。


デジカメ時計=14時28分
登山道を降りているとササユリ発見
ここにも蕾のついたササユリ
新しく林道が出来ているのが見える。唐岬の滝からの林道がここまで伸びてきているようだ。
白猪谷の分岐に到着


デジカメ時計=15時00分
今日このコースを歩きに来た目的はコレ。丁度一か月前の5月11日に来た時に蕾を見つけていたので咲いた状態を見たいと思ってきたのだ。しかし時すでに遅し。もう良い時期は過ぎていた。蕾を見てから1ヶ月後に来たのでは遅いのだ。
5月11日に見たときはハンショウヅルの仲間だとは分かったが、花の名前が分からず、でも花の時期から見たらタカネハンショウヅルではないなと思っていた。その後ネットであちこち見ていたら、この時期に咲くのはシコクハンショウヅルだと分かった。

愛媛県レッドデータブックによればこの花は準絶滅危惧種となっている。こんな花を盗掘する人もいないと思うので、絶滅の大きな原因は植生の変化だろう。特に伐採なんかされたら植生は劇的に変わってしまう。
よく見る赤いウツギ。でも名前は知らない。聞いたかも知れないけどすぐに忘れるのだ。
ここにもシコクハンショウヅル

これでこのコースには少なくとも2株のシコクハンショウヅルが有ることが分かった。しかし両方とも登山道整備で草刈り機の餌食になりそうな登山道すぐ横に咲いている。
でも今まで生き延びていると言うことは根元の部分は草刈り機の届かないような場所に有るのかも知れない。

愛媛県レッドデータブックによれば重信町、川内町にも分布とあるから探せばもっと有ると思う。
オオマルバノテンニンソウの群生

ここに花が咲くころに見に来なくちゃと思いながらいつも忘れているような気がする
林道に出た。あとは林道歩きで駐車場に戻る。
唐岬の滝方面から林道を歩いてきた場合、どこから登山道に入るかと言うと、林道を歩いて来て左手がガレ場になった谷を過ぎてすぐに赤テープの巻かれた杉が有り、ここが登山道入り口となっている。この入口を見つけることが出来なかったら工事中の林道を歩き続けてついには行き止まりになってしまう。
ここにもヤマアジサイ
午前中の高縄山でもそうだったけど、この時期は白のウツギがよく目立つ
林道沿いにはモミジウリノキの木が多いけど、どれも固い蕾だ
ハナイカダの実
唐岬の滝の広場が目の前に見える場所まで降りてきたらタツナミソウが咲いている。これは午前中に高縄山でさんざん見てきたオカタツナミソウで良いんだろうか?
駐車場に戻ってきた


デジカメ時計=15時48分
丁度4時間で一周したことになる。

今日は午前中に高縄山に行き、その後でここに来たのはシコクハンショウヅルの花を見るのが目的だったんだが、ちょっと花の良い時期を逃してしまったようだ。それでも見ることが出来て良かった。それとササユリの下見と言うには早すぎるけど、石墨の分れ付近には今年もササユリがいっぱい咲きそうな予感がする。


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