今年の梅雨は本当によく雨が降る。雨の降らない日を狙っていたが、今朝は目が覚めたら青空が見える。今日も娘を松山市内の高校に送るよう言いつけられたので、そのついでに皿ヶ嶺に行ってみる。

水の元ではそうめん流しが営業開始したようだ。準備に来たと思える車が停まっている。ここはそのまま通過する。

風穴に向かう道路の右手斜面にピンクの花が見える。なんだろうと車から降りて近づいてみたらカワラナデシコだ。

ロンドンで花開けなでしこジャパン。なんのこっちゃ。

風穴の広い駐車場に車を停めてまずはトイレ。トイレ前の水道の水が出なくなってずいぶん長いけど修理する予算が無いのかな?

準備が出来たら出発


デジカメ時計=8時54分
去年までは駐車場からすぐに風穴の登山口に向かっていたが、今年は森林公園と呼ばれる範囲にササユリが咲くことを知りまずはササユリチェック
デジカメが斜めになっていたみたい
ピンクの濃いつぼみ。明日には咲くかな?
風穴からは冷気が流れてきてとても涼しい。


以前、ここを歩いていたカップルが「やっぱり山は涼しいね」と言っていたので、「山だから涼しいということじゃないんよ。この風穴付近だけが涼しいんよ」と教えてやろうと思ったけど、いらんこと言うなと睨まれたらいけないので黙っていたことがある(-_-;) 
ヒマラヤのケシは3輪咲いている
あれっ、柵の中に見慣れぬ花が有る。これもヒマラヤの花なの?
テーブルのような岩の上に座布団を置いて座布団写真
直登コースとの分岐点に到着。ヤマアジサイが咲いている。
このヤマアジサイを写しているとイチヤクソウがどこかに咲いているとの声が後ろの方から聞こえる

○○美茶を飲みながら声の主を待っていると、皿ヶ嶺の常連メンバーがやってきた。イチヤクソウという声が聞こえたので今日はそれを見に行こうと思うけど、どこに咲いているんですか?とストレートに尋ねると、あっちに咲いているよとこれまたストレートに教えてくれた。

直登コースからイチヤクソウの咲く場所に行くために少し近道を行く
杉林に入ったら暗い。この写真はISO6400で撮影。そこまで感度を上げてもシャッター速度は1/100秒。
おー、座布団写真の絶好の被写体発見。

小さな切り株に苔が生えて、そこから小さなキノコが出ている。
目的のイチヤクソウ発見
これはまだ蕾ですね。

見かけた数株のイチヤクソウはまだどれも蕾のようだ。もっと開いている花はないかと歩いていると雨が本降りになってきた。実はイチヤクソウを写している時点でも頭上の木の葉っぱには雨が当たる音がしていたのだが、私に雨がかかるような降り方ではなかった。しかしこれだけ本降りになったらもう山歩きはやめて帰ろう。雨の中歩きたくないのだ。イチヤクソウはまた来る機会が有るでしょう。

ひたすら駐車場を目指して早足で歩く。雨具もつけずにそのまま歩いているので車に戻った時には上半身はびしょ濡れになってしまった。車に乗ったら上半身裸になって車に常備しているタオルで体を拭いてこれも常備している下着を着替える。でもズボンや上着のシャツまでは常備していないのだ(-_-;)

妻に「びしょ濡れ」とメールを送ったら「雨が降ると分かっとったやろ」と自業自得と言わんばかりの返事が即座に返ってきた。

水の元のそうめん流しは営業していたが客は一人もいなかった。雨の中では食べんわな。

イチヤクソウの咲く場所が分かったので今度晴れたらもう一度行ってみよう。


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