うなめごの山頂でランチとコーヒーを味わったら縦走後半に出発。

矢野さんのコーヒータイムのためにいつも手作りケーキを持ってきてくれる人が、今度のケーキはこのキノコを入れてみようかしらと味見をしている(-_-;)
井内の棚田がきれいに見える

1253mピークに到着。私が初めてここを歩いたときにはここに「前々司」と書かれた手作り標識が置かれていたが今はなくなっている。さくら山行会のメンバーも「前々司」は聞いたことが無いと言う。
ところでここから北に延びる尾根を降りて行けば東温アルプス唯一のシャクナゲ尾根を経由して善神山に行くことが出来る。

デジカメ時計=13時24分
陣ヶ森アンテナ下で小休止。実は元気坂でばててしまった人が居て昼食後も我々から遅れて出発したメンバーを待っていたのだ。その間を利用して陣ヶ森に行く人もいる。


デジカメ時計=13時57分

矢野さんと遅れたメンバーもやってきたので出発
白糸滝駐車場と書かれた標識。ここを降りて行けばツガの巨木群の尾根を通って白糸の滝駐車場近くの林道に出る。


デジカメ時計=14時22分
結局ばててしまった人はここから林道に出てバスを待つことになった。風穴で待機しているバスにトンネル出口まで来てと連絡する。

東温アルプス完全縦走してもどうも無いわ!と言う人が「今日はここで良いわ!」と一緒に降りることになった。
クリックすると大きくなります 全員がそろっているときに記念写真
上林峠からの階段はキツイ。石墨山の山頂を踏んでから縦走していたら、この階段を上がれなかったかも?


デジカメ時計=14時39分
ノダケをアップで



10月1日修正 ミヤマノダケ
ノダケと思い込んでいましたが、ネット上の写真と見比べると、ノダケよりはミヤマノダケによく似ていると思ました。

やっぱりノダケだったと言うことになれば来シーズンのレポートで修正します。
はー、もう少しで階段も終わり
階段を上がれば歩きやすい遊歩道のような道になる
標識に従い竜神平に向かう
樹林帯を抜けて笹原に出る
貧弱なヤマラッキョウが咲いている
サワヒヨドリ


9月18日追加
最初に見たときはヒヨドリバナの赤いのと思っていて、その後フジバカマかな?と紹介し、最終的にはサワヒヨドリに決定した。その後もネットで見ていたら愛媛の植物図鑑のサイトではフジバカマは愛媛には自生していないと断言されていた。
エゾシロネ

むちゃくちゃ花が小さい
上の写真のトリミング
愛大小屋の手前にはミゾソバが群生している


デジカメ時計=15時19分
竜神平


赤色はイヌタデ
黄色はキンミズヒキ
愛大小屋近くのオタカラコウ
森のフラダンサーは「今日は大勢で来てくれたのね」と機嫌が良い
お気に入りのブナ林の下を通過
レイジンソウ
松山市街と興居島が見える
ハガクレツリフネは今までに何度もアップしているけど、これだけ群生していたら1枚ぐらいはアップしておこう
この花は最初はシラネセンキュウと紹介し、その後ヤマゼリに訂正した。今日は葉っぱを写したことで確認のために花に詳しいホームページをチェックしていたら、これはヒカゲミツバではないかと思えてきた。決め手は葉っぱ。花の同定のためには葉っぱが重要と以前から言われていたのに葉っぱをまともに写してなかった。今日初めてこの花の葉っぱを意識して写したことで花の名前の2度目の修正決定。

これはヒカゲミツバです。
シコクブシ

ピンボケ(-_-;)
バスが待っている。タイミングよく雨がぱらつきだした。


デジカメ時計=15時57分

出発してから9時間経過

今日は私の東温アルプス縦走の定義にしている「スタート地点、ゴール地点はどこでも良いが、石墨山、皿ヶ嶺の山頂は踏むこと」とは少し異なる縦走になってしまったが、これはこれで良かったかも。完全縦走していたら途中で倒れていたかも(-_-;)

今日は実は出発時に会長さんから重大なミッションを言い渡されていた。それはau、ドコモ、ソフトバンク各社の携帯のアンテナ本数をチェックしてホームページ、それと出来るなら東温アルプスガイド次回改訂時に携帯の通話状況を掲載してほしいということだった。それで小休止のたびに携帯所有者にアンテナ本数を聞いてメモしていた。そして結果は巷間言われるソフトバンクの劣勢を検証するものだった。しかしアンテナが1本しか立ってなくてもほんの少し移動するだけで3本になったり、逆に3本立っていたのに向きを変えたら1本になったりと不安定だ。それにソフトバンクは新帯域(プラチナバンド)獲得でこれからはつながるんじゃないのと言う意見も有り、最終的にはホームページにも東温アルプスガイドにも掲載する必要はないという結論になった。au、ドコモでも圏外になる場所は有ったが、そこから10分か20分歩けば必ずアンテナは立ったと言う事実を書いておく。東温アルプス縦走路は比較的携帯が使える山域なのだ。

ところで今日のコースでは食事、休憩時間を含めて約9時間かかっている。石墨山、皿ヶ嶺の山頂を踏む完全縦走の場合はやはり12時間は見ておく必要があるでしょう。これから東温アルプス縦走を計画している人の参考になれば幸いです。


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今日のGPSトラックログ
ほとんど稜線を歩いているので人工衛星の捕捉に失敗することなく1本のログが取れた
グラフ横軸は時刻
グラフ横軸は経過時間 






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