今日はさくら山行会2013年度第一回目の山行である。行先は岩城島の積善山。桜の名所として知られ愛媛のローカルニュースでは毎年必ず報道される場所である。だから先ほど山行と書いたが実際はお花見ハイキングである。天気が良ければしまなみ海道の快適なドライブとお花見ハイキングが楽しめるのだが、爆弾低気圧の接近で春の嵐になると天気予報が言っている。嵐の中のハイキングは乗り気じゃないが一人ではなかなか行けない場所なので行ってみよう。 今日は車を置いて行けと言われたので早目に家を出て歩いてコンビニに向かう。コンビニで弁当を買ったら近くの川内支所に向かう。
竹乃井交通のマイクロバスが支所の駐車場に入ってきた。運転しているのはいつもの美人運転手である。バスに乗ったら今日の会費の支払いが待っている。今日はバス代とは別にフェリー料金として一人280円を払う。このため小銭ジャラジャラで集金担当の会計さんが頭を悩ませている。会計さん、ご苦労様です。 全員揃ったら出発。桜三里を走ると山肌に点々と咲く山桜が綺麗だ。この季節に初めて走るというわけじゃないけど、自分の運転だとあのカーブの多い桜三里で山桜を見るための脇見運転することは困難なのでバスに乗っていたから認識できた景色だと思う。 今治で矢野さんが乗り込んだら今治北ICからしまなみ海道に入る。本来の計画だと岩城島に上陸したら歩いて山頂を目指すことになっていたようだが、こんな天気なのでバスで山頂まで行くと言う。
生口島の洲江港にフェリー乗り場が有るので海沿いの道を走りフェリー乗り場に到着。乗り場の目の前に岩城島が見える。晴れていれば島の桜が見えるはずだがそれらしきものは見えない。対岸に居たフェリーがこちらに接近してきたのでそのフェリーを見て「フェリーでうどんとはいかんのやね」と私が言うと、その声が聞こえたバスの前の方に座っていた人は「アハハハハ」と大笑いである。うどんを食べるどころか20人以上のバスの乗客が一人ひとり個別に1000円札を出して料金を払っている間に到着してしまいそうな距離だ。 フェリーに乗り込んだら会長さんだけがバスから降りて料金の支払い。小銭ジャラジャラの袋のままで船員に渡したのだが、「何回も金額を確認しているから間違いない」とでも説明したんだろう。袋の中身を確認することなく船員は受け取ったそうだ。そしてこの時に「今日はある意味当たりだよ。晴れていたら山の上にバスは上がれないよ」と言われたそうだ。 島に上陸したら矢野さんの道案内で積善山に向かう。港からすぐの間は2車線だったが当然のように細い道となり「山行会らしい道になりましたね」と運転手さんも喜んでいる(-_-;)
もう港に向かうだけかと思っていたら矢野さんがあそこにヤマザキショップが有るから島の土産を買うならあそこで買えばいいと言うのでバスは店先に停まる。全員ぞろぞろ降りて土産物の品定め。すると目ざとく段ボール箱に入った芋けんぴを見つけた人が次から次と手を伸ばす。私もあおられて一袋買ってしまった。何故か芋けんぴが岩城島の名物らしいのだ。いつも辛口批評の我が妻がこの芋けんぴは美味しいと言ったので買っといて良かった。さらに岩城島はレモンの島としても有名なのでレモンを買う人が多かったが、袋売りなのでそんなに買って帰っても我が家では腐らせてしまうと私が言うと、絞ってジュースにすれば良いとも言われたが、そこまでレモン好きではない(-_-;) 次は伯方島の開山 |