昨日7月7日は七夕だった・・・。んんん? 違う。そんな書き出しでスタートするつもりではなかった。昨日7月7日はさくら山行会の毎月1回の山行日で、今月は徳島の三嶺に行く日だったのだ。しかし私は都合が悪くて参加出来ない。1週間か10日ぐらい前に参加確認の電話を受けた時に、泣きじゃくりながら不参加を伝えたのである(-_-;)

その参加出来ない都合と言うのは私の方に理由が有るのではなく、妻に理由が有ったために「誰のせいで参加出来なかったのかな?」と強引に明日の石鎚行を認めさせたのである。こんな理由が無いとなかなか遠方の山には行けないのである。

そして今朝起きてみると、まるで梅雨が明けたかのような青空である。明日石鎚に行くことにしているが今日も近場の山に行ってみたい。妻に言うと「明日石鎚なんだから今日はダメ」と機嫌が悪い。基本的に2日連続の一人遊びは認められないのである。しかし最終的にはアッシー君業務予定の2時までに帰るんなら行っても良いと許可が出た。あの山なので2時までにはなんとか帰れるだろう。

コンビニで安いおにぎり弁当と小さいボトルの○○美茶を買ったら皿ヶ嶺に向かう。

途中で拝志神社の前で車を停める
ここで車を停めた理由はこれを写すため。橋の擬宝珠。実はこれに気付いたのは3日前のこと。3日前も皿ヶ嶺に行ったが、あのとき皿ヶ嶺に向かって車で走っている時に偶然これが目に入り、帰りに写そうと思っていたら、帰りにはコロッと忘れていたのである(-_-;) それで今日は覚えているうちにと車を停めた。

なんでこんなものが気になるかって? 大きな神社で参拝客が大勢来るような神社なら分かるが、こんな田舎の神社の小さな橋(1mちょっと)に擬宝珠がついていることが凄い!と思ったのである。

そしてそもそも擬宝珠を知ったのは、竜神平に咲くコバギボウシの名前の由来をネットで調べていたら、この擬宝珠に行き当たったためである。コバギボウシの蕾の形がこの橋の欄干の擬宝珠に似ていることからその名前になったとのネット情報なのだ。そしてここの擬宝珠の写真を撮ったのは良いが、コバギボウシの蕾とどこがどう似ているの?という感じである。

おっ、水の元のそうめん流しも営業を始めたようだ
今日もまずはモウセンゴケの様子を見に行く。花を咲かせるとのことなのだが蕾さえも分からない。一応食虫植物らしい雰囲気の写真を撮っておく。

(トリミング)
モウセンゴケの花の代わりに、すぐ横に咲いていたミズタビラコの花を写す。

風穴の広い駐車場に車を停めて出発準備をしていると皿ヶ嶺のアイドルがやってきた。Nさんはいつも水の元よりも下の方から歩いて来るのだ。私がモウセンゴケの様子を見てきたが、蕾さえも分からなかったと言うと、蕾はこんな形をしていると教えてくれた。また次回に見に行こう。

Nさんが「先日道端で八重のドクダミを見つけていたけど、今日は綺麗に草が刈られていて無かった」と残念そうに言う。ここ最近この上林森林公園周辺は草刈りをしているのだ。今日も草刈り機のエンジン音が聞こえている。

出発前のメモ写真。あそこに停まっている車は草刈り作業をしている人の車。


デジカメ時計=9時15分
5日にも写したギンバイソウ。あの日はデジカメ横位置で写したので今日は縦で写してみる(-_-;)
5日に「竜神の吐息」というネーミングを知ってとても気に入った。これからは必ず使おう。
さっきNさんが八重のドクダミを見たと言っていたが、遊歩道沿いのドクダミはごく普通のドクダミしか見つからなかった
これはモミジウリノキの実になりかけ?
登山道横に岩にイワタバコが群生しているが、下の方はイワタバコが無いのが不自然に感じる。こんなものを盗っていく人がいるのだ。
ジンジソウの葉っぱかな?
テバコモミジガサ

モミジガサとテバコモミジガサの見分け方は葉の裏側の葉脈を見ることというのを3日前に知ったが、私はそれ以外も気になっているのだ。細長い蕾?の周囲に黒く小さいもの(ガク?)がいっぱい有るのがテバコモミジガサで普通のモミジガサには無いと思っているのだ。
オウギカズラ発見。座布団写真。


この登山道には白のオウギカズラが咲くことが分かっているので、もう咲いているかなと探しながら歩いてきたが結局白のオウギカズラは見つからなかった。まだ早いのかな?
この地味な色の蝶が10匹以上集まっている。ここに写っている黒いのは動物の糞のように見えるが?

オリジナルサイズの写真を見ると、蜜を吸う管がその糞のようなものの中に入っているように見える
朝の青空は何だったの?まさか雨は降らんよね?
しつこくテバコモミジガサ
トリミング


もう普通のモミジガサとテバコモミジガサの葉脈以外の違いは、この黒いガクのようなものと決めつけて写している
ベンチ横のヤマボウシ

このサイズだとまだ綺麗に見えるが、現物はもう花の良い時期は終わりだと思える状況
森のフラダンサー
3日前には蕾だったササユリだが今日は綺麗に咲いている。しかも添え木なしで自立している。
竜神平はガスに包まれている


デジカメ時計=10時27分
オニユリを前景に。このオニユリもどうも人為的に植えられたもののようだが実際のところは知らない。
愛大小屋前の登山道に生えているオオバコと何か細い草。両方とも人が登山靴に種を付けて運んできたものなのか?
ガスが消えて行く


皿ヶ嶺の常連さんが草刈り機で草を刈っているのが見える
ハンカイソウの横にある踏み跡に入る
去年の11月25日に竜神平の湿原復活プロジェクトなるものに参加したが、そのとき竜神平に丸太を運んで堰を3ヶ所設置した。使わずに余った丸太はそのまま竜神平に置いて、まるで尾瀬の木道のようになっている。その丸太の周囲はコバギボウシの葉がいっぱい出てきている。去年よりも明らかにコバギボウシが増えているような気がする。
3日前には蕾だったミズチドリだが今日は一部の花が咲いている
ここには5株が固まっているが、まだほとんど咲いてない
運動会のスタートの練習をしている
ヨーイ、ドンの合図を待っているかのようだ
ハンカイソウはようやく咲き始めたものが有る
おっ、少しだけ紫の花の色が出てきたコバギボウシが有る
少しだけクローズアップ
青空をバックに写せないかな〜
湿原が本当に復活するかどうかは分からないが、仮に復活した場合にはこのあたりの植生が激変するはずなので、とりあえず現状の姿を写しとこう。

でもこの植物が何なのかは全く知らない(-_-;)
いつの間にか皿ヶ嶺のアイドルがやってきて先ほどまで草刈り機を使っていた常連さんと歩いている。何か良い情報が有るかも知れないので私も後ろからついていく。どうやらアオタチカモメヅルを探しているようだ。でも見つからない。タチカモメヅルよりも遅れるのかなと2人で話している。


これはタチカモメヅル
ようやく青空をバックに写せた
登山道にはこの細い草が密集している。登山者が靴で踏みつけるような場所に群生しているのだ。
竜神平の中の方にはこれが群生している。これはイネ科?
何度でもミズチドリ
タチカモメヅルの咲いているところを写してなかった。探し回ってやっと見つけた。蕾はいっぱい有るが、咲いている花はこの1輪だけのように感じた。
これは蟻?


(トリミング)
コンデジで写す
これもコンデジで
登山者の数が増えてきた。愛大小屋付近には10人近くの人が休憩中。私もコンビニ弁当を食べよう。

愛大小屋前の丸太に座り、コンビニのおにぎり弁当を食べる。食べ終わったらNさんがおやつを持ってきてくれる。おやつを食べたら帰ろう(-_-;)

出発前のメモ写真


デジカメ時計=11時54分


     続く



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