8日の皿ヶ嶺のレポートにも書いたように、7日はさくら山行会が徳島の三嶺に行く日だった。しかし私は妻の都合に合わせるために参加出来なかった。これの代わりに9日に石鎚に行くと宣言していた。結局1日遅れとなったが10日に石鎚に行く。

この時期に石鎚に行こうと思う理由は東稜コースに咲く夏の花を見るためである。毎年見に行っているわけではないが、梅雨が明けると気になるので行ってみたいと思うのである。

スカイラインのゲートが開く7時に間に合うように5時半ごろ我が家を出発。いつものコンビニで弁当を買ったら国道494号線を走り石鎚スカイラインを目指す。そしてスカイラインのゲート前に到着したのが7時5分前ぐらい? 車の行列も無くゲートは既に開いている。あとで分かったのだが今日までのお山開き期間中は4時にゲートが開くみたいだ。

スカイラインを快調に走り長尾尾根駐車場に入る。

駐車場からの石鎚。天気は快晴。言うことなし。
御来光の滝

(トリミング)

土小屋の広い駐車場に到着したら手前の方に車を停める。奥の方は既に登山者の車がいっぱい停まっている。

この時期まずは駐車場横のヤマボウシチェック


駐車場の奥の方(レストランに近い方)に車を停めたらこのヤマボウシに気付くことは無い。手前の方に停めて歩いていくとヤマボウシが咲いていることに気付く。
ズームイン
コンデジのスーパーマクロで

写している時には気付かなかったが、帰宅して写真チェックしていたら右下に小さな花びらが写っていることに気が付いた。この丸いのは小さい花の集合体なのだ。上の2枚の写真に写っている花びらのように見える4枚の白いのは花びらではなく総苞片と呼ばれている。

さも詳しく知っているように書いているが、この丸いのが花の集合体だと言うことは今年の皿ヶ嶺のヤマボウシを集中的に写していて知ったのである。
土小屋のトイレに入り、出てから写した出発前のメモ写真


デジカメ時計=7時49分
前を歩く夫婦に追いついたが、奥さんが何かを見つけて声を上げた。その声でササユリに気付いた。一人で黙々と歩いていたら見逃していたかも知れない。
足元には点々とコナスビが咲いている。別の見方をすればコナスビ以外に咲いている花は無かったような気がする。
皿ヶ嶺にも咲いているので別に珍しくもないけどヤマアジサイ
青空に石鎚
シロドウダンの実

こんなものでも気付いたら写すのである
タカネオトギリ


いつものようにシベのどれかにピントが合えば良いとの安易な気持ちで写している(-_-;)
コンデジで


花の色はコンデジの方が実物に近い
固まっているところを座布団写真で
定点観測写真


あれっ、雲がかかってきた
定点観測の撮影ポイントから


ベンチ2の場所に設置してあったテントの撤収作業中だ。今日でお山開きも終わりだから片付けているのだ。
ヒメキリンソウ


検索していたら四国の固有種だと書かれていた。と言うことは、わざわざこの花を見るために石鎚に来る人がいるかも知れない?
雲が消えそうにないね。今日は降水確率0パーセントなんだが。
これはただのツクバネソウ? それとも石鎚山系だけに咲く例のお辞儀好きのツクバネソウ? お辞儀してないから区別がつかない。
東稜分岐の手前


デジカメ時計=9時11分

東稜分岐となるベンチ3で美茶休憩。これから東稜コースに上がるのである。期待通りに例の花が見つかるかな?

綺麗な色のキノコだ。きっと毒キノコ(-_-;)
南尖峰の岩が雲に隠れている。残念。
登山道脇にコメツツジが見えてきた。7日にさくら山行会が三嶺に行ったが、目的はコメツツジの群生地で花を見ることだった。

コメツツジのブランド力で言えば、石鎚よりは三嶺の方が高い。1/25000地図にコメツツジ群落と書かれているぐらいだ。

南尖峰の岩の先が薄く見えるようになってきた

さて、お待ちかねの花の撮影ポイントに到着。直後に単独男性が背後に登場。他に誰も居ないと思っていたのが突然現れたのでびっくりした。この男性とは場所を入れ替わりながら交代で撮影。


     続く



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