昨日は皿ヶ嶺に行ってきたが、久しぶりにロングコースを歩いて少々お疲れモード。そのために昨夜は写真を一通り眺めただけで終わった。今日は朝から昨日の写真をチェックし、レポート用に必要な写真を選んでリサイズが終わったところに妻がやって来て「今から大学に送って行って2時にまた大学に迎えに行くなら山に行っても良いよ」と言う。 おおお、妻の方から山に行っても良いよなんてセリフは滅多に出ないこと。このチャンスを逃してはいけない。昨日は皿ヶ嶺でKAWAさんに出会って白花のオウギカズラを写したと言われて、それを見逃した私は気になっていたのだ。しかし2時に迎えはキツイと言うと娘に確認して3時でも良いと言う。ヨシ、善は急げ。早速出発しよう。 娘を大学前で降ろしたら皿ヶ嶺に向かう。途中のコンビニでサンドイッチと缶コーヒーと○○美茶を買う。コンビニを出たら目の前でお婆さんがよろよろとよろけて前のめりに倒れた。思わず大丈夫ですかと声をかけたが、30代くらいの男の人がコンビニ前のベンチにお婆さんを座らせたのを見てそのまま出発。出発してから○○美茶をあの婆さんに渡せば良かったと思ったが、その場で咄嗟にそんな判断は出来ないものである。 車の中でサンドイッチを缶コーヒーで流し込む。今日は本当に時間が無いのである。 上林の集落まで上がって来ると、ノウゼンカズラのタワーが見える。このノウゼンカズラのタワーと皿ヶ嶺を一緒に写そう。車から降りて60Dの電源を入れる。すると「メモリーカードが入っていません」のメッセーッジが。んんん? シマッタ。今日はお出かけ予定が無いことになっていたので昨日の皿ヶ嶺の写真を見るためにデジカメから出してパソコンの前に並べていたのだ。そして今朝、妻の方から山に行っても良いよと滅多にないことを言われたので動転してしまいメモリーカードをそのままにして飛び出してきたのだ。 今までにメモリーカードが無いと言われることを何度も繰り返してきたので、実は予備のメモリーカードがウエストポーチに入っている。そして今日は私の全財産、つまり60D、Kiss、コンデジと3台のデジカメを持ってきているのだ。それなのに予備のメモリーカードは1枚だけ。今更メモリーカードを取りに帰る時間は無い。仕方がない。1枚のカードでやりくりしながら写してみよう。
風穴の登山口に行くためには、この子供たちの前を通らないといけない。しかし目の前を通ったら先生の合図で一斉に「おじいさん、コンニチハ」なんて挨拶されたらいけないので、アジサイの間を抜けて山の斜面に逃げる。下草がいっぱい生えていたら歩きにくいと思うが、最近草刈りされたばかりで登山靴なら全然問題なく歩ける。適当に斜面を歩いていたら遊歩道に出た。
直登コースとの分岐点で昔乙女が二人休んでいる。どこか見覚えある顔。すると向こうの方から手を振ってくる。さくら山行会の誇る昔乙女ではないか。手を振ってくれたのはいつも私を欠食児童の弟と思ってくれている姉なので早速おやつを出してくる。私のほうに箱を差し出し、箱を開けて中身を食べてと言うことだ。箱ごとくれるんじゃないのね(-_-;) 山行会は7月7日に三嶺に行っているので、三嶺はどうでしたかと聞くと、なーんも見えんかったとのこと。三嶺の名物のコメツツジの花は見ることが出来たようだ。私が昨日も来て今日も来たけど、時間制限が厳しいんよと言いながら先に一人で歩き出した。
追いついてきたさくら山行会のメンバーと3人でこの白花のオウギカズラを見ていると、別の昔乙女二人組がやって来た。向こうから聞かれることも無く、私も自己紹介したわけでもないのにこの2人は私を「おいわさん」と決めつけたように話しかけてくる。私の体から何かオーラが出ているんだろうか?加齢臭に特徴が有るの(-_-;)
竜神平に到着すると愛大小屋前には常連さんが集まっている。もちろんアイドルもいる。挨拶もそこそこに竜神平に入り花を写しまくる。
3時に大学に迎えに行くということは1時半には風穴を出発したい。1時間で下山するとして12時半には竜神平を出発しないといけない。もう帰る。白花のオウギカズラを写した時点で今日の主目的は達成できているのだ。愛大小屋前でまだ話し中のアイドルにもう帰りますと挨拶して帰る
今日は思いがけない急なお出かけでメモリーカードを忘れるという事態になったが、予備のメモリーカードでなんとかしのげた。昨日は見逃していた白花のオウギカズラを無事に見ることが出来て良かった。 一人でお出かけに戻る TOPに戻る これまでの皿ヶ嶺山行記 もう少し大きな花の写真 |