去年の10月9日に土小屋で車中泊して石鎚の御来光と紅葉を見てきた。毎年10月10日前後に山頂付近の紅葉がピークを迎えるので、今年も行きたいと思っていたが、今年は10月10日、11日と予定が入っている。それよりも後に行ったら紅葉が終わっている。その前に行こうと思えば今週になるが、天気予報によれば台風接近の影響で天気が良さそうなのは1日と2日ぐらいしかなさそうだ。紅葉には早過ぎるかも知れないが、今日行くしかない。

去年は夕方我が家を出て夜に土小屋に着いてそのまま仮眠という状態だったが、今年は早めに出て瓶ヶ森から石鎚に沈む夕陽もついでに写してみよう。

国道494号線を黒森峠に向かって走っていると視界に紫色の花が一瞬入った。ん? あれは?
10mほど行き過ぎて路肩に車を停め、歩いて戻ってみるとやっぱりカワミドリの花。皿ヶ嶺では見たこと有るが、それ以外の場所では見たことなかった花が国道の道端に咲いている。

御来光の滝や石鎚の東稜コースに行くときはスカイラインのゲートが開く7時に間に合うように走っていくが、今日はそんな時間制限は全くない。いつもよりはのんびりと走っていく。

スカイライン途中の長尾尾根から石鎚


デジカメ時計=15時49分

土小屋まで来たらいったん車を停めてレストランの営業時間を確認する。夕食を用意してないのだ。夕陽を写して戻った時にはレストランはもう閉まっているようなのでおにぎり弁当を作ってもらう。350円。

おにぎり弁当を買ったら瓶ヶ森林道に入る。つい最近まで通行止めになっていたがようやく通行可能となったのだ。ただし可能なのは瓶ヶ森まで。瓶ヶ森から先は依然として通行止めになっている。通行可能になったとは言え路肩の危なそうな箇所は有る。夕陽を写して土小屋に戻るときに転落しないように気をつけなくちゃ。

シラサ峠の山荘シラサ前に車を停めここからの石鎚を写す。まだ日が高いので夕陽の色じゃない。
目の前はススキの群生。


デジカメ時計=16時27分

シラサ峠を過ぎて子持権現を見下ろす辺りまで来ると車が一台停まって年配の男性が外を眺めている。この人も夕陽が目的かな?

路上駐車をしたくないし、すぐ近くに広い場所が有るのが分かっていたのでここに車を停める
日が沈むまでまだ時間が有るのでその辺の景色や目に付いたものを写そう。ここに写っているのは瓶ヶ森の男山。
あれぇ、この時点で太陽が石鎚の真上に有るということは、もう石鎚の上には夕陽が沈まないということだ。まあ、仕方がないか。どこに沈むのか何も情報なしで思いつきで来たんだから。
まだ日は沈まない。何かネタは無いかと歩いていたら道端にシオガマギク発見。
ホソバノヤマハハコ。もう花は終わっているので真ん中が黒っぽい色をしている。
どこで写したのか説明するとココ
アケボノソウもぼつぼつ咲いている
リンドウはそこら中に咲いている
花の中から虫が出てきた
家に帰ってパソコンでチェックしていてビックリ。蜘蛛がハエ(ハチ?)を捕まえていたのだ。私の接近を感じ取って獲物を抱えて出てきたところか?
まだまだ沈まんね


デジカメ時計=17時11分
男山
男山の左下斜面の笹原

おっ、あの雲の形が良いな。あの形のまま夕陽にそまってくれたら良いんだが。
雲はすぐに形を変える
だいぶ夕陽の景色の雰囲気になってきた
笹の葉も染まっている


これを写すために林道から3m程度降りて笹原の中に入ったが、足を踏み入れるたびに蚊?が集団で出てきてちょっとビビった。


デジカメ時計=17時35分
目の前に子持権現が有ることを忘れていた。子持権現を入れてみる。
もっと雲の色が染まってくれ



デジカメ時計=17時46分
うーん、染まり具合がイマイチ(-_-;)

夕陽が石鎚の上に沈むダイヤモンド石鎚を期待していたのに全然予想外の場所に沈んでしまった

私はこれで最後。


林道の路肩に停めていた年配の男性はまだ熱心に撮影している。しかも単独かと思っていたら奥さんも撮影中。夫婦で夕陽を写しに来ているのか。


デジカメ時計=18時1分

再び山荘シラサの前に車を停めて今度は三脚を使って写す


もしかしてここから写せばダイヤモンド石鎚が見えたんだろうか?

路肩の危ないところもある林道を走り土小屋に戻る。まずはここのレストランで作ってもらったおにぎり弁当を食べる。食べてもすぐには寝ないので三脚出して石鎚の夜景を写してみる。


駐車場の車の中で少し寝たのか寝てないのか分からない状態で石鎚に行く。


     続く   一人でお出かけに戻る   TOPに戻る   もう少し大きな写真



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