昨日、皿ヶ嶺で時々出会う昔乙女から堂ヶ森に行きませんかと勧誘メールが入ってきた。行きたいけどまずは決裁を取ってからにしますと返信した。そして我が妻に堂ヶ森に行こうと誘われてるんだけどとメールしたら、「好きにすれば」との言葉で決裁メールが来た。これでOK。待ち合わせ場所は川内のローソンに6時10分と決定。

6時過ぎに待ち合わせ場所に歩いて行き待っていると目の前に車が停まった。運転しているのはもちろん勧誘メールを送ってくれた人。助手席から降りた人は? あれっ、あまり話をしたことは無いけど2、3回は見たことのあるこちらも立派な昔乙女だ。今日は両手に花(ドライフラワーかも(-_-;))で堂ヶ森に行くのである。

桜三里を降りる手前で右折し、鞍瀬川沿いに上流に向かって走る。途中で夫婦滝への登山口が有るので、それを話題にすると、今は夫婦滝は立ち入り禁止になっていると教えられた。えー???、いつからそんなことになっているの?

夫婦滝登山口を過ぎてどんどん奥に走っていくと保井野の登山口に到着。駐車場に車を停めて降りたらまずはトイレに一直線。それから出発準備をする。

霧氷がついている山は青滝山?
その上に半月が浮かんでいる
建物のすぐ横に登山口が有り、そこから入っていく。
ちなみに写真には写ってないが、左手奥にトイレが有る。なんと便座が暖かいそうだ。


デジカメ時計=7時12分
少し歩くと青滝山への分岐点を通過


デジカメ時計=7時37分
ようやく青滝山の山頂部に日が当たりだした

雪がこれから深くなるのは分かっているので、どこかでアイゼンを付けないといけない。適当に3人が安定してアイゼンの準備が出来るところまで歩いてアイゼン装着。
私の前を行くドライフラワーガールズ。もちろん既にアイゼンは付けた状態で歩いている。

私の前を歩いているということは、この時点ではまだ雪は大したことは無いということだ。
もう途中から私が先に歩きだした。ただし、まだラッセルと言う言葉を使うのは大袈裟かな? 

まだそんなに苦労するほどでもないので二人はいろいろ話しながら歩いている。何かのホームページネタの話題が出たので、私が「今日のホームページネタを考えたよ。両手に花ならぬ両手にドライフラワーだ」と後を振り返って言うと、二人とも爆笑して「書いて、書いて」と喜んでくれた。ドライフラワーならまだ綺麗で良いわとも言われた。
カラ池に到着。小休止。


デジカメ時計=8時51分
シャクナゲ尾根のシャクナゲには花芽がほとんど付いてないやっと見つけた花芽を写したが何が写っているのかよく分からん(-_-;)
この特徴ある模様はリョウブで良いんでしょうか?
大きな足跡で一瞬何の足跡?と思ったが、野ウサギが飛びながら降りたらこうなるのかな?

だんだん雪が深くなり首から60Dをぶら下げた状態で歩くのはキツイ状況になってきたので、60Dはウエストポーチに仕舞い込み、防水コンデジで写しながら歩くことにする。

水場に到着。小休止。


デジカメ時計=10時17分
ピッケルも完全に雪に埋まる状況だ


せっかく用意したコンデジも写したのはこの2枚だけ

水場の上の方の急斜面で登山道がどこか分からず直登したが、これが大変。足が上がらない。上げても安定して置ける場所が無い。なんとかそこをクリアーして前に進む。勧誘メールを送ってきた人が「ラッセルしてもらうために誘ったんじゃないんよ。こんなに雪が多いとは思わなんだ」と恐縮している。イエイエ、全然気にしてませんよ。雪の堂ヶ森に一人で行こうなんて思いつくこともありませんから誘ってくれただけ有難いです。

膝ぐらいの雪は当たり前。腰ぐらいまで雪に埋もれるような場所も苦労しながらなんとか進む。ドライフラワーガールズからはもう引き返そうかという声も聞こえてきたが、今日は天気も良いし、帰りは楽勝のはずだから行きましょうと返事する。

尾根が近付いてきたので60Dを取り出す


デジカメ時計=10時56分
つまり水場からここまで約40分間は写真を撮る余裕が無かったということになる。
融け残った霧氷が朝日を浴びて光って綺麗だ
この辺りは私も先頭歩きに疲れて二人の後を歩いている
この付近の木にはびっしりと霧氷が付いているのを期待して来たんだが霧氷はほとんど無い
尾根に出て正面に見えるのは石墨山。ここからは皿ヶ嶺は石墨山に隠れて見えない。ここは梅ヶ市からの登山道との合流点だが、この時点では梅ヶ市からのトレースは無い。


デジカメ時計=11時3分
中津明神山
美川スキー場と眼下には面河ダムの湖面も見える
見晴らしも良く、あちこちデジカメを向けては撮影しているドライフラワーガールズ


ついこの間までは瑞々しかったと思い込みたい年頃
ここまで来たら山頂まで行きましょう
霧氷が無いので雪面の模様を写そう
堂ヶ森の反射板が見えてきた
右は石墨山

左奥は美川スキー場

ドライフラワーガールズの向こうに面河ダム
残っている霧氷が有れば写す
小さな木に着いていた霧氷が全部落ちている
反射板を真横から見る

山頂だけが目的ならここから強引に直登しても良いね
肩の部分に到着。ここの平らな部分でランチにしよう。


デジカメ時計=12時29分


登山口から5時間ちょっと
ランチの前に正面の石鎚を写そう。石鎚は真ん中の低くなっている部分ですよ。右の一番高く見えるのはクラセの頭。二ノ森はクラセの頭に隠れている。
少しズーム
弥山だけをズームアップ
さらにトリミングしてみた


登山者の姿が見えない
目の前の雪面の模様を前景に石鎚

目の前の石鎚を写したらランチにしよう。ビニールシートを敷いて座り込んだらお尻が潜り込んでしまったが気にせずに食べる。天気は快晴、無風。手袋を外していても全然指が痛くない。ポカポカ陽気で食べる。食べている時に梅ヶ市から上がってきた単独男性からラッセルのお礼を言われた。この単独男性はかなりの年配に見える。70歳は過ぎている? そんな人が一人で堂ヶ森に写真を撮るために上がって来るのだ。

3人そろってランチを食べたらあとは適当に自由行動。同じような写真を撮りまくって自己陶酔しよう(-_-;)


     続く





inserted by FC2 system